2025年4月19日(土)14:00
明治安田J2リーグ【10節】
ヴァンフォーレ甲府 V・ファーレン長崎
JIT リサイクルインク スタジアム
無料でこんなことまで教えてくれて、頭が上がらない「Weather Newsアプリ」によると、試合日 JITスの予想最高気温は30度。
脳内に山下達郎「Ride on time」が流れてきそうだ^^)
去年も甲府は暑かった(7月14日だから妥当だが)
前半でOS-1を飲みきってしまい、自販機は水がSOLD OUT。唯一の選択肢「バナナオレ」のボタンを押して、頸動脈を冷やしたのを想い出した^^)
<2023シーズンの甲府戦>
○ 4月12日【9節】home V長崎 2-1 甲府
水曜日の試合と言うこともあり、トラスタの入場者数は3815人に留まったが、応援の圧力が決勝点を呼び込んだ
・前半18分【甲府】
自陣で大竹洋平が後ろから倒されるがノーファウル。パスを受けた三平が楽々1対1を制して先制
・後半22分【V長崎】
2023年の必殺兵器となった増山のロングスロー DFの足に当たり転がったところを加藤大が迷わず右足を振り抜き密集を縫って左済みに決める 長崎同点!
・後半34分【V長崎】
ワンタッチパスが縦につながり、クレイソンが右からクロスを入れると松本がハンド シーズン初のPK獲得
両チームの選手が言い合いをしていると、波多野豪が遠くから様子を見に来る^^)
キッカーはエジガル 左上隅に「世界レベルのPK」を決めた
● 6月7日【天皇杯2回戦】home V長崎 0-1 甲府
・前半9分【甲府】
CKからの流れでクロスを上げると、長崎の選手にあたりオウンゴール 甲府先制
△10月20日【39節】away 甲府 1-1 V長崎
・前半33分【V長崎】
PKを獲得したが、遠いゴール裏の僕らは状況がつかめず。
甲府の大ブーイングを受けて中村慶太が左上に「世界レベルのPK」 長崎先制!
・後半10分【甲府】
エリア内で鳥海がシュート ブロックに滑った今津佑太の手に当たりPK
僕らの「波多野コール」空しく三平に決められてしまい同点
<2024シーズンの甲府戦>
△ 3月24日【6節】home V長崎 1-1 甲府
昨シーズン前半対戦前は、勝ち点10で並んでいた(甲府3位、長崎4位)
・前半22分【甲府】
長崎のCKをGK渋谷がキャッチしてロングスローからカウンター 原田岳が出たがアダイウトンが先に触りゴール
・後半6分【V長崎】
アダイウトンと交錯して飯尾竜太朗が倒れ、モヨマルコム強志(初出場)と交替 ここから飯尾の復帰に向けた日々が始まった
・後半25分【V長崎】
田中隼人が縦に地を這うロングパス 受けたマテウス クイックターンで砂糖をまぶしたラストパス フアンマが切り返して対角線にナイスシュート 長崎同点!
3人がすごか縦パス2本で決めきった
△ 7月14日【24節】away 甲府 2-2 V長崎
両チーム共、ターンオーバーで天皇杯を戦ってから「中3日」猛暑の対戦
<スタメン>
GK 若原智哉
DF 増山朝陽 櫛引一紀 田中隼人 米田隼也
MF 秋野央樹 加藤大 マテウス ジェズス
FW マルコス ギリェルメ エジガル ジュニオ 松澤海人
<ベンチ>
GK 原田岳
DF 白井陽貴
MF 名倉巧 澤田崇 山田陸 笠柳翼
FW フアンマ デルガド
山田陸が場内に紹介されると甲府サポーターから大きな拍手。甲府の今津佑太が紹介されると長崎サポーターから拍手。これが1つの伏線になっていく
熱中症になるくらい暑かったが、長崎のサッカーは面白かった。かつて「後ろに戻すな」「なんで打たんか」という怒号が飛んでいた頃は過ぎた。
・前半45分【V長崎】
遠い側の敵陣で長崎が攻めている。プレーが止まる
甲府ゴール裏がざわついている
「入ったんじゃない?」「え、そうなの」
右後ろの大型ボードを振り返ると「甲府 0-1 長崎」と表示されていた
米田から受けたエジガルがエリア内でコースを探す。米田が回収して大外で手ぐすねを引いていた加藤大 右足で右隅にナイスゴール 長崎先制!
映像をみると文句なしのゴールだが、現場ではアウェイチームのゴールはリプレイがない。
・後半2分【甲府】
村上のゴールへ向かうクロス 秋野のヘッドクリアで向きが変わり若原はわずかに触ったが同点ゴール
それでも「失点から切替の速さ世界一の長崎サポーター」は応援を止めない
いつもは「上手いなぁ」とうなる長崎のダイレクトパスが今日は相手に渡ることが多い。この「らしくない」プレーが湿度によるものだということは、試合翌日に監督コメントを読んで類推した。
・後半13分【甲府】 逆サイドへのクロスにアダイウトンが果敢に頭を入れて折り返しウタカに逆転ゴールを決められる 甲府の気迫が勝る
25分【甲府】 ここでひとつ伏線が加わる。DF今津佑太が入ると長崎のゴール裏からブーイングが起きた。選手紹介の時に拍手した人とは違う人なのだろう^^)
仲違いで出た訳でもないのにブーイングは馴染まない
長崎には「もういくしかないよ」と雑にボールを入れるギャンブルがない。
規律通り相手の隙を窺いパスを回す。そして交代メンバーも技量はスタメンに劣らない。これこそが「チームの底上げ」の成果なのだろう。
additional timeは「7」の表示
甲府が巧妙に時間を使い時計を進める。52分を過ぎて鳥海が外にボールを蹴り出す「万事休すか」いや、まだ終わってない。
・後半53分【V長崎】
どんなふうにボールが遷移したかはわからないが、目の前のゴールの中をボールが転がっていることは明瞭に見える
「奇跡の同点ゴール」は澤田崇が押し込んでいた
試合後、甲府ゴール裏から大ブーイングが起きる
恐らく「additional timeが長すぎる」という make a objection
帰宅後、映像を見ながらストップウォッチでAPT(実際にボールが動いている時間)を測ったところ、厳密に測れば「長かった」のではなく「もうちょっと長いはず」だった。
∇45+7(97:00)経過:4分16秒
∇同点ゴール(98:59):5分20秒(まだ1分40秒残っている)
∇試合終了:5分30秒
additional time内でAPTを厳格に適用していれば、試合時間はまだ1分30秒程度残っいた
JITスでの初カンターレは成らなかったが、僕らはそれ以上のものを目撃した。
→試合後選手挨拶 選手を見送るチャント(動画)
昨年の甲府戦は2試合とも「終了間際の長崎」が追いついて引き分け
今年もしびれる試合と覚悟して声を出そう。
⇒4月19日ヴァンフォーレ甲府戦 V・ファーレンサポーターと往く新宿駅⇔スタジアムバスツアー 参加者募集中
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