2020年2月19日 (水)

東京マラソンを走るはずだった皆さんへ

楽しみにしていた「東京マラソン」残念でしたね。
今年は特に五輪選考最終レースであり、アルファフライで走る大迫傑をひと目見ようと沿道の人出も一段と多かったはず。
ただし、晴れればの話しですが・・
去年のような極寒、降りしきる雨、濡れそぼつランナーとボランティアという絵は、あまり見たくないものです。

天気出現率によると、3月1日東京都千代田区の雨確率は33.3%。かなり高率です。今年も雨に降られるようであれば、そろそろ3月第2週への移動を検討した方がよいと思います。
ただ、そうなると「世界一巨大な男子マラソン」になりかねませんが・・
※3月第2週はナゴヤウィメンズ開催週


さて、東京マラソンを目指して練習を積んできた皆さん。
せっかく節制と鍛錬で身体を絞り、足をつくってきたのに、それを「発表」する場がなくなって途方に暮れていると思います。

僕は過去に2度、出場予定大会の中止を経験しています。
1.2011 佐倉朝日健康マラソン(東日本大震災)
2.2019 東北・みやぎ復興マラソン(台風)

2011年の時は、すぐに4月開催の大会を調べたところ、3週間後に開催される石川県の「全国健勝マラソン日本海大会」が、エントリーを受け容れてくれました。

2019年は、2週間後の「スポーツメイトラン新横浜鶴見川マラソン大会」に42.195km競技があり、走ることができました。

人気大会は数ヶ月前にエントリーが締め切られているので、数週間後に走れる大会は見つからないもの。
代替大会までの間隔が空きすぎると、その分、節制する期間が延びて、気持ちが萎えてしまいます。

RUNNETで「エントリー可能」「42.195km」「全国」という条件で検索すると、いくつかの大会が見つかりました。
「リレーマラソンを除外する」ことができないので、ちょっと探しづらいです。

ほとんどは短い距離を数回往復するコース。
片道2.5kmならば、それを約9往復といった具合。
42.195kmの練習だと思うしかないです。
鶴見川(神奈川県)の場合、片道5kmなので4往復+端数。
実際に走ってみて、これが限界だと思いました。
つまり、やむを得ず「周回コース」を走る場合、1周10km以上の大会を選んだ方がよいということです。

沿道の応援も期待できないので、ピカチュウとか被っていくと、途中で脱げなくて困ります。
仲間に声をかけて、コース上の沿道で花見をしてもらうといいかも知れません。
ブルーシートを広げて、どんちゃん騒ぐ仲間たちのエイドに立ち寄り

腹減った~、おでんいい?
一杯いく?
\^^)オイオイ

とか言いながら走る42.195km、1度くらいやってみたいです。

そんな感じで^^;)
今年はなんとか丸く収めて、来年の「東京マラソン」に賭けましょう。
この中止を悲しんでいるのは、今年走るはずだった人だけではありません。
今年も外れて「来年こそは」と思っていた人たちは、これで「2年待ち」になったのですから

ど素人!マラソン講座

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2020年2月18日 (火)

東京マラソン中止

東京マラソンを走る皆さんへ③

を書く予定でしたが、一般ランナーは走れなくなってしまいましたね。
そこで、今日はサブ3ランナー山岡君の話しをしましょう。
僕は東京マラソンには4回応募して2回当たったのですが、彼は7回応募して一度も当たっていません。

山岡君とは、1度だけ2018年につくばマラソンを共に走りました。
といっても、ゴールタイムが2時間くらい違うので、整列からゴールまで、その日一度も顔を合わせることはなく、次に会った時に「出たの?」と聞いたのでした。

そんな彼が、去年、ランニング中に交通事故に遭いました。
強く頭を打ったそうで、しばらく入院したとのこと。
「今でも、立っているとふらふらするんです」
久しぶりに会った時に、事故のことを聞かされた僕は、まぁたまにはゆっくり休んだらいいよと声を掛けたのです。
すると、彼は沈痛な面持ちで、そうもいかないんですと切り出しました。

こんな時に限って、東京マラソンが当たっちゃいまして・・

マラソンの神様は気まぐれです。僕は、神様は抽選日に有給休暇でも取っていたんじゃないかと思いました。
それで、どうするの?と尋ねると「今は1mも走れないので、近くなったら考えます」とのことでした。

そして先週のこと
僕のスポーツボランティアの配置がわかったので、彼に連絡をとってみると「今は代理出走ってムリなんですよね」と切り出しました。
以前はどうか知らないけど、2017年にSECOMが入って、事前受付でタグを付けるようになってからは、ムリだと思うよ。
僕は陸連審判員ではないので、友だちとしてやんわりと不可能をアピールしました。

「ちょっと走ってみたら、やっぱりふらつくんです。でも、せっかくだから出ようと思っています」

僕が彼のお兄さんならば、ムリするなよと言うところですが、8回めの応募でようやく出走権を手にしたことを知っているだけに、こう言って励ましておきました。

人形焼き、取り置きしとくから^^;)

僕の持ち場は人形焼きではありません。もちろん冗談です。
2009年に初めて走った時、速いランナーが全部食べてしまって、空っぽのバットを恨めしく見たのが忘れられないだけです(笑)

ところが、大会まで2週間を切った2月17日、一般ランナーは走れなくなりました。

主催者は次のことを発表しています。
1.参加費は返金なし
2.2021年大会に先行エントリー権利付与

1.既に必要経費の支払いは終わっており、返金したら主催者が負債を被ることになります。
今年から参加費を値上げしているので、その分利幅があったとしても、一部返金というのは聞いたことがありません。

既に手配済みの記念品・完走賞などは、宅配するとよいと思います。
僕はそれを2019年に中止になった「東北・みやぎ復興マラソン」で経験しました。もちろん中止になっても、何も送ってこないというケースはあります。同じく僕が経験した2011年「佐倉朝日健康マラソン」の中止では、記念品等は被災地に送られました。

東京マラソンの場合、2020のネームが入った「メダル」「タオル」など大量の記念品があるわけで、利幅部分は、これを送る宅配費に充てるのが妥当かと思います。

2.前例として、台風で中止になった横浜マラソンが2019年大会で行っています。
エントリーが抽選となる人気大会では、お金は返さないけど、出走権はつけてあげるというのは、いい妥協点ではないでしょうか。

この展開、山岡君にとっては願ったり。来年、体調を戻してから走ることができますからね。

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2020年2月17日 (月)

「メタライド」ではなく「ズームX ヴェイパーフライ NEXT%」を選ぶ理由

東京マラソンを走る皆さんへ②

今日は、2月29日、つまり大会前日発売のアルファフライが手に入らない場合、どの厚底で走るかという話しです。

少しだけ靴業界の販売方法についてお話しします。
靴を含むスポーツ用品は年間を4つのシーズンに分けて販売します。
これを「シーズン展開」といいます。

4つのシーズン
「SS=春夏」「LS=初夏」「FALL=秋冬」「WinterまたはHOLIDAY=冬」

メーカーによって年2回、3回展開ということもあり「2019FW」と表記されている場合「FALLとWinterを通しての展開」つまり2019年7月頃から12月頃までの販売を意味します。
7月~12月の展開といっても、その間、四六時中在庫が補充されるわけではありません。
その期間のどこかで発売するということです。そして、一旦市場に全商品を出荷すると、好評だから増産ということはありません。

スポーツメーカーの展開は基本的には「事前受注生産」「売り切り販売」「増産・在庫補充なし」なのです。


これを現在、市販されている2つの選択肢に当てはめてみます。
1.ズームX ヴェイパーフライ NEXT%
2.メタライド

ナイキは4シーズン展開であり、現在販売している「駅伝パックカラー」はNEXT%の3rdカラーです。

2019年7月 黄緑
2019年9月 ピンク(MGC当日に発売)
2019年12月 駅伝パック(箱根駅伝直前に発売)

本来ならば、NEXT%4番めのカラーが出る順番ですが、WAが1月末に発表したルール改訂の影響で「アルファフライ」を4か月早めて"発売しておく"必要に迫られたわけです。

2月16日現在、ナイキ公式通販には「駅伝パック」27cm~29cmモデルの在庫がありました。
結論をいうと、これを押さえるのがセカンドベストです。


一方、asicsのメタライド
asicsも4シーズン展開であり、現在販売されているのは4番めのカラー

2019年2月 黒×赤
2019年7月 青
2019年11月 黒
2020年2月 白

2月16日現在「黒×赤」「黒」「白」の3種について、主要サイズが売られていました。
これは先に書いた靴事情からすると、異例のことです。
1stカラーの「黒×赤」は市場の飢餓感を煽るためかごく少量販売で、2019年3月からこれまで買うことはできなかったカラーです。


NEXT%、メタライド両方を使っている経験から次のことが言えます。

いわゆる「厚底」靴の特徴は2つ「衝撃吸収」「高反発」です。
42.195kmを走るには「衝撃吸収」が必要であり「NEXT%」が優位。いわゆる「後半、足が残る」ということです。
「高反発」ということでは「メタライド」の方が"誰にでもその恩恵を享受できる"と言えます。
つまり、フォアフット走法ではなかった人も、履いた途端にフォアフット走法になってしまうということです。
ただし、走る仕組みを知っているランナーならば、そのリスクが理解できると想います。10kmレースならばメタライドが速いと思いますが、足が終わってしまってはマラソンを楽しむことはできません。
従って、NEXT%が現状のセカンドベストなのですが、この靴で42.195kmを走るには1つ注意することがあります。

ど素人!マラソン講座

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2020年2月16日 (日)

アルファフライは「ナイキ特徴のエア」ではなく、初めての「ビジブルズームエア」

東京は暖かい日が続いているとはいえ、まだまだ肌寒いことに変わりありません。
それでも、この寒さのなか、半袖短パンで外に出る人たちがいます。
ランナーの皆さんです。
走らない側の人からみれば、頭おかしいんじゃないか?と映るでしょう。
走っている側の僕からみても「あぁ秋マラソンに転向してよかった~」としみじみ思います。


2月の第2週ともなると、走っている人がぐんと増えました。
恐らく、世にも幸運なあの人達ですね。



東京マラソン2020に出走される皆さん、おめでとうございます。
今年も年に1度のお祭りがやってきました。
3万を超える人が走り、1万を超える人が支え、100万を超える人が見守る。
そのメインアクターの権利に当選した皆さんは、それだけでめでたいのです。


当、マラソン講座では高齢によりじゃなくて、恒例により今年も東京マラソンをする・見る・支える皆さんに向けて、お話を始めたいと思います。
大会が2週間後に迫っていますので、準備に時間がかかる順番に書いていきます。


その第1回は「どの厚底で走るか?」


まず、始めに僕がこれまでに履いたことがある厚底は以下の4足です。


ヴェイパーフライ 4%
ヴェイパーフライ4%フライニット
ズームX ヴェイパーフライ NEXT%
メタライド


ナイキとasics以外の厚底は、まだ市場に出ていないので、ここでは「ヴェイパーフライとメタライドどちらで走るか?」ということになります。


結論からいうと、ベストなのは「アルファフライ」かと思います。
アルファフライはナイキヴェイパーフライシリーズ第4世代となる新作です。


この商品について「ナイキ特徴のエアを搭載」と書いているメディアを散見しますが、靴コレクターとしては、ちょっと違うのかなと思います。


ナイキのエアには「マックスエア」と「ズームエア」があり、マックスエアはミッドソールからエアバッグが露出しているもの。見えているので「ビジブルエア」と呼ばれています。
一方、ズームエアは圧縮成型されたエアバッグで、ソールに内蔵されており、外からは見えませんでした。


今回、この見えないエア=「アンビジブルエア」だったズームを見える=「ビジブルエア」にしたのが「アルファフライ」です。


そのストーリーだけで、僕はご飯が2杯はいけそうです(笑)
つまり、買わずにいられないということです。


「日本史上、もっとも有名な靴 ヴェイパーフライ」
に書きましたが、この靴は走り方を変えないでも「高反発」「衝撃吸収」という二枚看板いずれかの恩恵に預かることができます。


どうしても履きたくない人が「走り方が合わないと足を傷める」とデマを流していますが、そんなことはないと思います。
大会当日、初めて履いたベアフットシューズで42.195kmを走れば、足を傷める可能性があると思いますが、そんなエキセントリックなことをしない限り、大手スポーツメーカーのベストセラー靴で足を傷めると考える方が不自然です。
ただし、発売は2月29日。
つまり、大会前日。
公式通販で買っていては間に合わないので、ナイキ原宿の開店に並ぶ必要があります。
(できれば、東京マラソンのタグを腕に巻いている人優先で売ってあげて欲しいです)
ただ、WAのルール改訂からわずか一ヶ月の突貫発売なので、数量が少ないはず。
では、アルファフライが手に入らない人にとってのセカンドベストは・・


つづく


ど素人!マラソン講座





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2020年2月15日 (土)

「手乗り女」と「肩乗り男」

2話にわたり「大ばん取り」を問題提起したのだが、最近、新たに電車の中で気になることができた。それは・・

1.手に乗ってくる人が増えた
2.肩に乗っている人が増えた

1.手に乗ってくる人とは?

5人掛けの座席に定員どおり5人が座っている
停車駅で左どなりの人が下りて、席が一つ空く
それをめがけて「手乗り女」がやって来た
ひと1人分のスペースは空いているので、その身体が無理なくはまり込む
電車が発車する
しばらく経つと、僕は左腕に圧を感じはじめる
その圧は徐々に静かに強まっていく
やがて、神経と血管が圧迫され、血の巡りが悪くなり、不快感が我慢の限界に達する
見ると「手乗り女」の肘が完全に僕の肘に乗っている。あるいは、強く食い込んでいる

このまま降りる駅まで耐えようと思う
だが「手乗り女」はスマホを必死に操作しており、僕を押している手が小刻みに動く。その度に女の腕は僕の腕にさらに食い込んでくる。その圧はますます強くなっていく
このままにしておくと、気分が悪くなりそうなので、女の腕の下から1度腕を引き抜いて位置を変える
「手乗り女」は一瞬、なに?と思ったようだが、悪びれた様子はない
自分が手を乗せていたという自覚がないのだ
しばらくすると、再び、圧迫が始まる・・

これは、誰もが着ぶくれする冬場に限ったことなのだろう
半袖の時期であれば、素肌でふれあうことになり、さすがに「手乗り女」も、差し控えるはずだ


2.肩に乗ってくる人とは?

ロングシートの両端の席は、いつも「端っこさん」の御用達
端っこに座れば、片側にはとなりに人が座らないからだ。
だが、となりに座る人は居なくても"立つ"人は居るのである
そこは"彼ら"のお気に入りの場所だからだ

座席が空いていない時、ドアポケットの位置を好む人がいる
ポケットにはまっていれば、停車時に一旦ホームに降りなくて済むと思っている
開くドアに手や荷物を引き込まれるリスクがあることには、思いが至っていない。指を骨折するまでは止めないだろう

ドアポケットを好む「肩乗り男」は自分だけの世界に入り勝ちだ
スマホを操作しながら、ロングシート側のバーを背もたれにする
軽く身体を預けるだけでなく、全体重をかけるので、身体は次第に「端っこさん」の上に覆い被さっていく。背中が完全に頭や肩に乗っかっている。
日本では古来からそれを「傍若無人」という

傍で見る分には可笑しいが、身内にはいて欲しくないと思う。
動画を添えることはできないので、この文章では可笑しさが伝わっていないかも知れない。今度、電車に乗ったら、観察してみて欲しい。

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«続・電車での「大ばん取り」テクニック