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2005年10月13日 (木)

災害後三日間

 災害後、三日間は「自分でなんとかして欲しい」と東京都は言っている。三日間を乗り切るための備えを、重要と考える順に5点ほど。

飲料水
 新潟県中越地震では被災地が過疎地だったため、飲料と食料は比較的はやく十分な量が供給されたが、大都市部の震災ではそうはいかない。自衛隊や自治体の給水車には限りがあるので「行政は何もしてくれない」と思ってちょうどよい。家族一人当たり10リットルを用意しておくとよいだろう。スーパーで500円ほどで売っている6本入り1ケースだけでもいい。一番よくないのは、「やばいよね~」 と口では言いつつ、全く用意しないまま、その日を迎えることだ。

缶詰・カロリーメイト
 缶詰は荷物が水に浸かっても大丈夫。カロリーメイトは小さい割にカロリーが高い。匂いがしないし目立たない。避難所でも周囲に「食べてるぞ」という感じを与えずに食べられる。家族一人当たり三箱あれば死ぬことはないだろう。

トイレを流す水
 阪神淡路での学習により、新潟では比較的早い時期から仮設トイレが十分に行き渡った。自衛隊、ほかの地方自治体からも運び込まれ、トイレ前で順番を待つ姿は見かけなかった。だが、人口過密の首都圏ではこうはいかない。仮設トイレが十分に設置されるまで、自宅のトイレが使えるよう、風呂の残り湯をいつも張った状態にしておくとよい。ただ、マンションで下水管が破損した場合は、トイレを流すと他の住民に迷惑がかかる。流せるからといって、不用意に使いつづけないよう気をつけたい。

ブルーシート 段ボール ビニル袋
 行楽や花見で下に敷くブルーシートは、避難所での場所を確保するために重宝しそうだ。油性マジックで大きく名前を書いておく。ガムテープも一緒に置いておく。段ボールがあると、避難所や車中泊で目隠しに使えるし、床に敷けば防寒対策になる。日頃は玄関上の棚に置くか、クルマに積んでおく。スーパーでもらうビニル袋は非常時はトイレ代わりになる。

171番 地震留守番電話
 家族同士の連絡、親戚・知人への無事の知らせはこちら。パスワードを設定する方法もある。練習することはできないが、事前に使い方を確認しておくとよい。

震災の備え

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