東京に雨が降らなかった理由
2005年12月4日から2006年1月1日のあいだ、東京には雨が降らなかった。
僕は晴れ男である。
その僕がウォーキングを始めたのだ。
「長崎は今日も雨だった」という歌があるが、長崎ハウステンボスはオープン、グランドオープン、10周年と記念イベントの日はことごとく雨にたたられてきた。
だが、係留飛行ルフティのオープニングイベントは、僕がセレモニーに出席したため、雲一つ無い快晴となり、青い空にベンディクセンデザインの黄色い気球が映えた。
moto「実は僕、晴れ男なんですよ」
会長「え、そうなの。僕もそうなんだ」
社長「いや、実は僕もそうなんです」
ここはお客さんに花を持たせてくれればいいのに、ちょっとがっかりした。気球に乗ろうと行列に並んで見守っていたお客さんは、まさか大の大人3人が晴れ男を主張しあっているとは思わなかっただろう。
東京の雨は天皇杯が終わるのを待って翌日にほどよいお湿りをもたらした。
その日、行われた箱根駅伝では天候の変化により4区と5区の選手の服装が一変するのを見ることができた。僕は当然、練習を休んでそれを観察していた。
大都会 東京を沿道の応援を受けて走る。
スポーツ好きな人ならば、誰もが一度体験してみたいシーンではないだろうか。
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