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2006年1月27日 (金)

ガッツポーズという言葉の始まり

 1970年代、中山律子を中心キャラクターとした大ボウリングブームが起きた頃、その言葉は生まれた。

 プロレスがそうであったように、ピーク時にはいくつものテレビ中継レギュラー番組があり、国民の多くが中山、須田、並木の熱い女の戦いに熱中していた。
 当時「ガッツボウリング」(学研~既に休刊)というボウリング雑誌があった。

 ボウリングでは、(中谷彰宏か・・)
 素人ボウラーでもストライクやスペアの時は振り返ってみんなに向かって、喜びを表現しなければならない。狙ったピンを外せば、悔恨の情を見せることも強いられる。これが、人づきあいの下手な人には大変な苦痛になっている。

 70年代、そういったポーズはプロによって確立される。
 TV中継のアナウンサーは、ストライクをとってポーズを作るボウラーの姿を表現することに四苦八苦していた。

「中山、喜びを爆発っ、今日三つ目のダブル!」
「須田、満面の笑顔で右手を90度折って、斜め後方に引いた!」

そんなばかな

 そしてある時、一人のアナウンサーが咄嗟のアドリブで、雑誌名を拝借
「中山、ガッツポーズ!」と言ったのがガッツポーズという言葉の始まり。

 ガッツ石松が登場したのは、その後。ガッツ石松が「ガッツポーズ」という言葉の元祖ではない。
 だが、そう信じこんでいる人は、言い張って聞かない。



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