是々非々の見識
加藤紘一は品が無い。
讀賣新聞に堀江貴文逮捕を受けた彼のコメントが載った。
「竹中大臣はホリエモンと小泉さんと三人で改革をやると言っていた。その責任は重い」
世の中は是々非々。
なにか一つ非があっても、よい一面もある。
非は非であるが、是まで消えるわけではない。
NPBの目を覚まさせたのは、三木谷ではない。
敵対的TOBの想像力を企業に芽生えさせたのは誰だったのか。
勝ち目がないと勝負しない政治家や、TOBは経済用語事典のための言葉だと思っていた経営者たちは、どんな見識をもって堀江を嘲ることができるだろう。
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