僕のブログにも書いたんですが
ロック歌手がプロモーションでメディアに登場して
「今度のアルバムではラップを1曲いれてみたんだ」
といったことを言うことがある。
もちろん宣伝だが、ファンにしてみれば、スター自らが語る情報に接し、悪い気はしない。
応援しているアイドル歌手が「今度109で握手会やります」と言えば、ファンならばカメラとプレゼントを持って、手を洗って駆けつけるだろう。
ところで最近、コミュニティに突然現れたかと思うと
「僕のブログにも書いたんですけど」
「今日の日記に書いていますが」とやる人がいる。
そして、そのブログや日記へのリンクが添えられている。
とても妙な行動だ。
その某かのブログを、毎日みんなが見ているという合意が形成されていれば、不自然さはない。
だが、見ず知らずの人が書いた、見たことも無いブログに「書いたんですけど」と言われても、戸惑うばかりだ。
ブログを書くと、自分が特別な人になったと錯覚する人がいるのだ。
ブロガーは誰しも、宣伝したいのはやまやまだが、公の場所で自分のブログのURLを書いたりしない。
それは自ら「誰も見に来てくれないので、寂しいです」と告白しているようなものだからだ。
それを書いた主が女性ならば、ある程度食いつく層がいるが、大概は無視される。
そして、さらに寂しくなる。
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