デコ日本初試合
デコは2003-04オフの2003年7月にFCポルトで選手と監督の関係にあったホセ・モウリーニョがチェルシーに移籍する際の誘いを蹴ってバルサに移籍。その月に行われたバルサとして初めての日本ツアーにも帯同している。だが、直前に暴漢とのトラブルで足を負傷したデコは試合に出ていないので、今回が日本初プレー。
【 試合前 】
試合前ウォーミングアップ。バルサは青のパンツにプラクティス・オレンジのウェア。パンツから類推してHOMEユニフォーム着用が予測できた。
15:35 両チームのウォーミングアップが終了。終了のアナウンスが入ってもバルサの数人の選手がボールを追っている。
THE BOOMの宮沢和史が「島唄」を素晴らしい熱唱で披露。この蛇味線の弾き語りを極東の島国にやってきたバルサの選手はどう聴いただろうか。
キックオフ直前、バルサ側スタンドのサポーターがボードでBARCA!の文字をつくる。
【 前半 】
デコ先発出場。バルサは04-05シーズンのHOMEユニフォームを着用。
16:03 横浜マリノスのキックオフ。バルササポーターのサイドに向かって攻めるマリノスが33秒で先制点。
デコは一列目左に位置している。左からデコ ラーション シャビの並び。ラーションの1トップではなく、04-05シーズン同様の4-3-3。デコが入ったのはシーズン中ロナウジーニョが入っていた位置。途中2列目中央に位置を変える時間帯もあった。左サイドのコーナーキックはデコが蹴る。マリノスも引いて守る時間帯はなく、両チームがコンパクトなエリアに納まっている。座席はバックスタンドのハーフウェイライン上だったので、いかに両チームが中央に密集しているかがわかる。
足元へのタックルこそほとんど無いものの、両チームが互いにボールにプレッシングする心地の良いサッカー。
前半は流れの中からモッタの見事なシュートなどで2得点。2-2で折り返した。
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