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2006年2月 7日 (火)

参考にします。

 先日はPower Pointの資料を送っていただきありがとうございました。
参考にさせていただきます。

 この「参考にします」を言われても嬉しくない。

 「資料からおいしいところはイタダイテ、自分のものに作り変えます」と言っているに等しい。
 しかし「パクるけど、悪く思わないで」と、わざわざ言ってくる人はいない。
 「参考にします」を言う人には、悪気がない。ただ、人の心が読めないだけ。日頃から企画書をまとめたことがない人がよく言う。

 「この資料は僕が作りました」
 という手柄も名声も要らない。役に立てればそれでよい。
 ただ、少しだけ相手の気分を思いやればいいのにと思う。

 実際には、了見が狭いと思われたくないから、こんなことを思っていても誰も口に出して言わない。
 そういう人だということがわかれば、以降、その人へ情報を渡す人はいない。最後は自分に降りかかってくる。

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