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2006年2月22日 (水)

メンテ漏れ

 書き間違いと言うのがいやで使うことば

 仕様書、企画書は何度も手を入れてバージョンが上がっていく。
 要件が変わるに従い、当初書いておいたことを全件、
目検して修正(=メンテ=メンテナンス)しなければならない。
 だが、Power Pointで10枚、エクセルでも100行といった資料になると、どこかに古い要件の時に書いた文言が残ってしまう。

 「これ、間違いじゃないですか?」
 初めてその仕様書、企画書に接する人は予見なく新情報として接しているので、そういった間違いを目ざとく見つける。

 そこで「自分は正しく理解していたけれど、それを資料に反映させるのを忘れていた、うっかりミスである」と言いたくて「メンテ漏れです」が出る。

 実際に言われてみるとわかるが「メンテ漏れです」は言い訳がましい印象があり、それ以降、その人には素直さを感じられなくなる。だが、プレゼンをやっていると、つい言ってしまう。そこをユーザーや
クライアントの手前、一歩さがって「書き間違いました」と言えば、少しポイントが上がるかもしれない。

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