メンテ漏れ
書き間違いと言うのがいやで使うことば
仕様書、企画書は何度も手を入れてバージョンが上がっていく。
要件が変わるに従い、当初書いておいたことを全件、目検して修正(=メンテ=メンテナンス)しなければならない。
だが、Power Pointで10枚、エクセルでも100行といった資料になると、どこかに古い要件の時に書いた文言が残ってしまう。
「これ、間違いじゃないですか?」
初めてその仕様書、企画書に接する人は予見なく新情報として接しているので、そういった間違いを目ざとく見つける。
そこで「自分は正しく理解していたけれど、それを資料に反映させるのを忘れていた、うっかりミスである」と言いたくて「メンテ漏れです」が出る。
実際に言われてみるとわかるが「メンテ漏れです」は言い訳がましい印象があり、それ以降、その人には素直さを感じられなくなる。だが、プレゼンをやっていると、つい言ってしまう。そこをユーザーやクライアントの手前、一歩さがって「書き間違いました」と言えば、少しポイントが上がるかもしれない。
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