自分に寛容になること
歩き方を矯正するインソール SUPER feet のブックレットに「No Need for Speed」 (2004/09/03) 著者 John Bingham の次の言葉が載っている。
「自分に寛容になること。焦らないこと。体は時間が与えられれば、徐々に新しいレベルに適応できる」
これは、故障を抱えるアスリート、目標に向かって進む人たちに贈られた言葉だろう。
レースが迫ってくると、アスリートは自分を追い込んでいく。
「10km走らなければ」
「負荷運動を30分こなさなければ」
「雨でも走らなければ」
だが、故障した体、劣っている体力では、それが新たな故障を招き、レース本番になけなしの自分の力さえ発揮できない。
走ることができない日は代替運動を研究する。
30分続けることが辛ければ、負荷を落とす。
頑張ろうとする自分に甘くなることで、体はレース本番で期待に応えてくれる。
ただし、練習の辛さを過食で紛らわすといった自らの逃避行動に甘くなってはいけない。
頑張ることができなくても、今できることをやる。
今できることの一つには、頑張ったことを無にする行動を抑えることも含まれる。
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