パソコン通信最後の日
2006年3月31日
今日でパソコン通信が終わる。
ニフティからはサービス終了のお知らせが何度も届き、その都度、@nifty会員への切り替えを薦められた。
最後まで「パソコン通信」会員のままでいた。
実際には、パソコン通信会員でしか使えない機能を利用していたわけでもない。
気分の問題。
時代の波、合理化の流れに最後まで抵抗したいという気分。
いったい、何人がそうだったかはわからないが、パソコン通信の最後を会員のまま見届けることができた。
1992年、僕の周囲にはパソコン通信どころか、パソコンを持っている人がいなかった。
誰からか、ニフティサーブの噂を聞きつけ、本屋さんで当時1点だけ出ていた分厚いガイドブックを買い独学した。
パソコンにモデムが標準でつくようになったのは1995年末のWindows95パソコン以降。(2000年代以降、そのモデムは過去の遺物となり、パソコンには付かなくなっている)
EPSON386NOTEAにオプション販売の内臓モデムを入れた。ハードディスク、メモリー、モデムが別売とはいえ本体スロットにすっきり収まるノートパソコンはこのマシンが日本初(世界初かもしれない)。
初めて接続した日、何度もトライ&エラー後 ピー、ガーの雑音がすっと消え、ようこそニフティサーブへのメッセージが出た時、見知らぬ世界に足を踏み込んだ戸惑いが脳に走った。なぜだか怖いと思った。
パソコン通信とインターネット
楽しい出来事がたくさん起こったのはインターネット。
親友がたくさんできたのがパソコン通信。
| 固定リンク | 0
« ワイヤレスマウス | トップページ | 裏庭の桜 »
「インターネット」カテゴリの記事
- 1行書いたら、その数倍改行を入れる「改行女」(2023.02.24)
- 顔文字を使うと年寄りがばれるらしい(2021.07.22)
- このメッセージは"重要度 - 高"で送信されました。というメールを送る「純粋」な人たち(2020.09.16)
- セールスのメールを送るならば、本物であるという証明が必要だ(2020.06.08)
- 「業者のメールでも、もらった人は嬉しいものですよ」(2020.06.07)