モッタ30万円
3-3となってからはデコは左サイドラインぎりぎり、相手守備オフサイドライン近くの最前列に残ってパスを待つ。
バックスタンドで見ているので、常時デコが目の前のライン上で張っていて嬉しい。ただ目の前とは言っても日産スタジアムは陸上トラックがあるため、いい席なのにかなり選手は遠い。2006年Jリーグ、浦和ホームの開幕戦がなぜか国立で行われていた。ホームは素晴らしいスタジアムなのに、わざわざ見づらいスタジアムで試合をさせるのはナンセンスだ。
2列めMFからのパスのほとんどはデコが待つ左サイドへ出る。ボールを受けたデコは強引な突破を企図してはファウルをもらう。ペナルティエリアやや外左からのセットプレーを2度、デコが直接ゴールを狙う。右を狙った1本めはバーの上。二人がフェイントでボールをまたいだ後にデコが蹴った2本めはゴール枠の左端を捉えていたが、GKにキャッチされた。
ロスタイムはマリノスのシュートがバーをたたくなど冷や汗もの。何度か左からデコが持ち込んでペナルティエリアに迫ったが、マリノスの必死の守りでエリアには入れず。3-3で試合終了。
【 試合後 】
ヒーローインタビューはまずデコ。どうやらスペイン語らしい。デコは「日本には去年も来たことがある」といったことを答えたらしい(後で人から聞いた)。つづいてモッタ。インタビューは二人のみ。2ゴールでMVPを獲得したモッタに賞金300,000円のプレートが手渡され、バックスタンドの周囲の観客からは 「少なっ!」 の声があがる。
デコはマリノス選手のユニフォーム交換の求めに応じ、上半身裸のままロッカーにひきあげた。
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