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2006年4月21日 (金)

ジェネリック医薬品

 2006年4月より、医師が処方箋に
ジェネリック医薬品でもいいよ」
という旨の記述をすれば、患者が処方箋を薬局に持って行き、薬剤師に「ジェネリック医薬品の方で」と言えば、ジェネリック医薬品を選択できるようになった。
 2006年3月までは医師が処方箋にジェネリック医薬品そのものの名称を書いた場合しか、ジェネリック医薬品を選択できなかった。

 新薬特許期間は20~25年。特許が切れると他のメーカーが同じ成分、効果の薬を製造できる。

 4月から一斉にジェネリック医薬品をつくるメーカーのテレビCMが始まった。
 「3割から8割お安くなります」
 と謳う会社があるが、実際には安いものもあれば、ほぼ同額のものもある。

 また、病院によって対応は違い「対応未定」として、事実上、ジェネリック医薬品の処方に賛同しない病院もある。

 薬は自らの体のこと。
 医者の方から「この薬は同等で安いものがあるから、そちらにしますか?」と言ってくれれば渡りに舟だが、患者から医者に向かって「安い方の薬でよろしく」とは言いづらい。

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