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2006年4月 7日 (金)

自民が一番怖い人

 讀賣新聞4月1日夕刊1面に載った見出しである。

 自民党が一番怖い人といえば誰だろう?
 普通に考えれば、それは特定の人ではなく国民だろう。
 思考が迷走していると、全然違うことを考える人もいる。

 民主党鳩山幹事長が4月7日の代表選挙を前に小沢一郎を評してこう言った。
「自民党にとって一番怖いのは小沢さん。小泉首相と党首討論にたった時、親と子みたいな(差が出る)ことになる」

 改革を国民に訴え選挙で大勝してきた現首相が子どもで、これまで政治屋としては名を馳せてきたが、何一つ政治家の実績を残していない小沢氏が親と考えることに違和感を感じる。
 鳩山氏は依然として政治は永田町の皆さんのものだと思っている。

 「子供の頃から天童と呼ばれ続けたが受験もしていない人と比べれば、努力して
東京大学を卒業した人なんて足もとにも及ばない」
 と言っているようなもの。

 一度読んだだけでは「?」マークが浮かぶ不思議な文脈を 鳩山氏はさらりと言う。

 ぼこぼこにされたおじさんが
「今日はこのくらいにしといたるわ」
と見栄を切る
吉本新喜劇に似ている。

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