シラソラモラ代
パソコン通信時代(1990年代前半)にユーザーの間で「電話代」を意味したことば。
キーボードの「N」「T」「T」の位置はひらがなの「み」「か」「か」の位置であることから、電話代=NTT代=みかか代という隠語が生まれた。
現代では常時接続、つなぎ放題が主流で、プロバイダー費用とは別に電話代を支払っている人は少数派。
だが、パソコン通信時代は電話代を別に支払っていた。アクセスポイントが市内にない場合、市外料金を払っている人もいた。
チャットにはまると すぐ電話代が数万円となることから
「みかか代が怖い~」
が、嫌な男から女の子が "落ちる" 決めぜりふとして重宝された。
"落ちる"=今入っているチャットから抜けること。チャットをやめること。深夜のチャットから抜けて寝ること。
当時は電話といえばNTT独占、3分10円。3時間、5時間・・と長時間にわたるチャットを日々繰り返していると、バカにならない金額になった。
今ならば、シラソラモラ代か。
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