荒川に吹いた風
3月19日に行われた第9回荒川市民マラソンの記録集が届いた。
ネットタイムでは7時間を切っていてもグロスタイムで1秒でも7時間を超えたら「参考記録」となっている。
■募集定員:15,000人
■エントリー:21,371人
■受付数:18,452人(A 前日、当日受付をした人)
■完走者数:16,406人(B)
■完走率88.9%(B÷A) 人数はフルマラソン、10km、5kmなど全種目の合計人数。
この大会の完走率はわかりづらい。フルマラソンに5kmなど他の競技を混ぜて計算した数値を公表しているためだ。2005年(第8回)のウェブページによると前回の完走率は96.4%となっている。だがフルマラソン完走者数÷出場者数では77.2%しか完走していない。
数値はランナーズ2005年6月号より
2006年は強風に見舞われたが、完走者数は前回より1,658人増え、参加者は微増なので完走率は上がっているようだ。
荒川は往路が追い風、復路が向かい風というコース。西高東低の気圧配置になりやすいこの時期、荒川マラソンは復路で必ず向かい風に遭う。ただ、この日は風速25mを超え、JR武蔵野線が運転を見合わせるほどの強風。風よけの障害物がない川原、復路21kmは向かい風との戦い。フルマラソンを何度か経験しているランナーにとっても、条件が厳しい部類に入るレースとなった。
記録集では正午「西北西の風 2.4 m」とあるが、感覚としては一桁違う。なぜ周辺のJRは停まっていたのだろうか。
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