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2006年4月13日 (木)

荒川に吹いた風

 3月19日に行われた第9回荒川市民マラソンの記録集が届いた。

 
ネットタイムでは7時間を切っていてもグロスタイムで1秒でも7時間を超えたら「参考記録」となっている。

募集定員:15,000人
エントリー:21,371人
受付数:18,452人(A 前日、当日受付をした人)
完走者数:16,406人(B)
完走率88.9%(B÷A)  人数はフルマラソン、10km、5kmなど全種目の合計人数。

 この大会の完走率はわかりづらい。フルマラソンに5kmなど他の競技を混ぜて計算した数値を公表しているためだ。2005年(第8回)のウェブページによると前回の完走率は96.4%となっている。だがフルマラソン完走者数÷出場者数では77.2%しか完走していない。
数値はランナーズ2005年6月号より

 2006年は強風に見舞われたが、完走者数は前回より1,658人増え、参加者は微増なので完走率は上がっているようだ。

 荒川は往路が追い風、復路が向かい風というコース。西高東低の気圧配置になりやすいこの時期、荒川マラソンは復路で必ず向かい風に遭う。ただ、この日は風速25mを超え、JR武蔵野線が運転を見合わせるほどの強風。風よけの障害物がない川原、復路21kmは向かい風との戦い。フルマラソンを何度か経験しているランナーにとっても、条件が厳しい部類に入るレースとなった。

 記録集では正午「西北西の風
2.4 m」とあるが、感覚としては一桁違う。なぜ周辺のJRは停まっていたのだろうか。





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