1990年初めてパソコンを買った日
ずっと欲しかったノートパソコン。
ダイナブックを見送り、98NOTEで手を打った翌週エプソン386NOTEAが発表された。すぐ98NOTEの発注を取り消し、NOTEAを予約。
待つこと1か月、1990年秋、NOTEAが届いた。
さっそく箱を開け、電源を入れると「ピー」っと音がした。
モノクロ液晶に「no system disk」
そうか、やっぱり甘くないな。また今度じっくり説明書を読んでからやろうと思って箱に戻した。
だいたい、電気屋の店先でパソコンを見た時から手強そうだった。
XFER?TAB?RETURN?
なんで日本語で書いてないんだ?
パソコンが僕に「おい素人は近寄るなよ!」と言うのが聞こえた。
定価で39万円、友達に安くしてもらっても28万円した箱を飾っておくストレスに耐えられず、再び取り出したのは半年後。
今ならばパソコンには初めからWindowsが入っているが、当時はまずOSであるMS-DOSを入れるところから始まる。
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