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2006年5月 9日 (火)

プロ野球は追っかけ再生で見る

 日本のプロ野球がつまらないのはルール違反OKスポーツだからである。
(2005年10月3日記)

 あともう一つの側面は、退屈な時間が長いことだ。

 退屈な時間が長いことを実験する方法がある。

▼19時に始まるプロ野球のテレビ中継をDVDレコーダーで録画する。
  ↓
▼20時から「追っかけ再生」で観る
  ↓
 果たして何時何分にライブ放送に追いつくか?

 初めてこれをやった時、20:15に追いついてしまった。
 テレビCM(攻守の交代)、投球間隔、素振り、ファウルなどのボールデッド、抗議、選手交代、マウンド上の相談・・ こうしたプレーが止まっている時間を飛ばすとほとんど観るところがない。

 DVDレコーダーに付いている"30秒飛ばしボタン"を一度押すと、ランナーがいる場面ではぴったり投球と連動する。ランナーがいない場面ではさすがに次の投球が終わってしまっている。

 相手チームの攻撃も飛ばす。
 かつての
江川卓のように、守備の時間帯の方が観ていて楽しい投手は一軍にはいない。
 現代の投手はただ、相手が打ち損じてくれるよう祈りながら早送りするだけだ。
 2005年シーズンの巨人戦でこれをやっていると、相手の得点だけが日本の財政赤字のようにカウントアップされていった。

 一度これをやると、次からテレビでの生観戦は辛くなる。本でも読みながらでないと退屈する。
 最近では21:00から追っかけることもある。

 野球は球場で観るものである。

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