なぜ、人事異動の通告は月曜日なのか?
会社は人事異動、解雇通告を月曜日に行うことが多い。
■週末に伝えると
・異動~週末に家族とじっくり相談、断る理由を考える時間を与える。
・解雇~ほかの会社が(週末は休みで)開いていないので次の職場探しができない。
会社側から見れば、本人が元の場所に留まる方向に動かれてしまい、都合が悪い。
■週明けに伝えると
・異動~じっくり考え、人に相談する時間が少ない。
・解雇~次の職場をすぐ探しに行ける
週明けの方が、本人が通告を承諾せざるを得ない状況になる。
"毎年3月末の定期異動" のように、時期がはっきりしている予定調和な異動は別として、本人にとってサプライズな知らせは月曜日に集中する。自らの経験をカレンダーで振り返ってみるとわかる。
あなたの会社が、金曜日に通告してくれるならば、それは社員思いの会社。
月曜日通告ならば、保守的で社員への思いやりを持てない会社である。
間違っても就活で
「異動の通告は何曜日ですか?」
と聴かないように。
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