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2006年5月10日 (水)

スポーツの結果を知りたくない人たち

 スポーツバーでバルサ優勝決定の試合をみていた。
 優勝が決まる試合なので、ここはファンと一緒に喜びたい。

 Webでしらべたらスポーツバーを検索できるウェブサイトを発見。そこで「サッカー専門」と書いてあるお店に電話したら、店主がバルサファン!試合前入店もOK。終電時入店は試合開始までの待ち時間が辛いので助かる。

 日本とスペインの時差はサマータイムの今は7時間
 現地21時キックオフなので日本は4時
 だが、なぜかWOWOWは5時からしか放送しない。
 今シーズンはWOWOWがリーガの独占放送権をとって3シーズンめ。04-05まではバルサの試合を放送しないこともあった。05-06シーズンはバルサ人気に配慮して放送はするようになったが、依然として生中継はほとんどない。
 バルセロニスタはWOWOWにはとうに愛想が尽きている。

 デコは今日もDFとFWの橋渡し役となってゲームを作っている。
 あと少しで前半終了という時、スタンドから「カンペオーン」の合唱。
 なんか嫌な予感・・
 それは的中で1時間早くキックオフした2位のバレンシアが下位のマジョルカに負け。そこでバルサ優勝が決まってしまった。

 それは、ハーフタイムにバレンシアの結果が伝えられてわかった。
 隠しておけないでもないだろうが、日本のプロスポーツでも優勝がかかった試合で2位チームの結果を速報しないことはない。

 少し前、WOWOWは試合を録画放送する前に結果を伝えたことがあり、ミクシィのコミュニティではそれもやり玉に挙がっていた。

 時差、すべての試合を生中継できない放送枠の限界
 この2つは欧州スポーツを見るうえで横たわる問題。

 結果を報道すること、内容を放送すること。
 競合する2つの要求がメディアに寄せられている。

 そのどちらにも求めている人がいる。
 報道も必要なのである。

 これは見る側に情報を遠ざける工夫が必要だ。
 一方、放送局・
ポータルサイトもむやみに速報情報を出さない配慮をすべきだろう。
 早朝テレビ番組を見ながら身支度をしていて「バレンシア敗戦」などという情報はいらんこったいである。

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