IE7で変わるウェブサイトの課題
Internet Explorer6が出たのは2001年8月なので メジャーバージョンアップは4年9ヶ月ぶり。
IE7では標準となるサーチエンジンの検索窓がついた。
デフォルトのサーチエンジンは MSNSearch がセットされている。
ユーザーがヤフーやgoogleに替えることができる。
googleはデフォルトが MSNSearch になっている仕様にクレームをつけたが、ベータ2日本語版では、そのままリリースされている。
IE6で googleツールバーをインストールしていた人がIE7をインストールした場合、デフォルトのサーチエンジンには google がセットされる。マイクロソフトはきちんとgoogleに気を使っている。
googleツールバーは3段のメニューバーの2段めにセットされる。googleの検索窓が2つ並ぶことになるので、IE標準のサーチエンジンをヤフーに替えるとよい。
新たにヤフーをデフォルトにセットすると、選択していないのにも関わらず MSNSearch、MSDN が候補リストに加わる。
IE7ではタブで複数のページを切り替えて見られるようになった。これはエクセルのシートのような感覚で便利。IE6でもブラウザーを同時にいくつか立ち上げれば出来たことだが、タブの方が使い勝手がよい。
これまではヤフー、googleのようなサーチエンジンをホームページに設定していた人が多いだろうが、IE7では既にそれは検索窓としてメニューバーにセットされている。今後はサーチエンジンに代わるホームページ位置を獲得することに、各ウェブサイトはしのぎを削ることになる。
これまでは、おこがましくて置けなかった「このページをホームページに設定する」ボタンを置くウェブサイトが増えるだろう。
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