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2006年5月13日 (土)

IE7で変わるウェブサイトの課題

 Internet Explorer6が出たのは2001年8月なので メジャーバージョンアップは4年9ヶ月ぶり。

 IE7では標準となる
サーチエンジンの検索窓がついた。
 デフォルトのサーチエンジンは MSNSearch がセットされている。
 ユーザーがヤフーやgoogleに替えることができる。
 googleはデフォルトが MSNSearch になっている仕様にクレームをつけたが、ベータ2日本語版では、そのままリリースされている。

 IE6で googleツールバーをインストールしていた人がIE7をインストールした場合、
デフォルトのサーチエンジンには google がセットされる。マイクロソフトはきちんとgoogleに気を使っている。
 googleツールバーは3段のメニューバーの2段めにセットされる。googleの検索窓が2つ並ぶことになるので、IE標準のサーチエンジンをヤフーに替えるとよい。
 新たにヤフーをデフォルトにセットすると、選択していないのにも関わらず MSNSearch、MSDN が候補リストに加わる。

 IE7ではタブで複数のページを切り替えて見られるようになった。これはエクセルのシートのような感覚で便利。IE6でもブラウザーを同時にいくつか立ち上げれば出来たことだが、タブの方が使い勝手がよい。
 これまではヤフー、googleのようなサーチエンジンをホームページに設定していた人が多いだろうが、IE7では既にそれは検索窓としてメニューバーにセットされている。今後はサーチエンジンに代わるホームページ位置を獲得することに、各ウェブサイトはしのぎを削ることになる。

 これまでは、おこがましくて置けなかった「このページをホームページに設定する」ボタンを置くウェブサイトが増えるだろう。

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