地球がもし100人の地球村だったら
地球の人口を100人と見立てて比率をわかりやすくした表現方法。
地球が100人の地球村だったら、70人は字が読めない、50人が栄養失調・・のようにいう。
これは、ずいぶん昔からある表現方法で、今から22年前の
1984年、村上龍のエッセイ「アメリカンテクノロジー」に紹介
されている。
2001年12月にこの表現方法をテーマにした単行本が出版され
ベストセラーとなった。
「世界がもし100人の村だったら」 ダグラス・スミス マガジンハウス 2001年12月11日初刷
比率がわかりやすく、新たな問題点を認識するのに都合がよい。
ただ、この表現方法で指摘されることの大半は南北問題。
こうして指摘された貧困に接して感慨を持つだけでなく、想像力
を働かせてみよう。
その想像力とは、自分がその立場だったらどうだろうか、今の
自分にできることは何だろうか。
他人のためにできること、そして、自分のためにできることは何だろうか。
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