« そばアレルギーの症状 | トップページ | 日本代表のユニフォーム戦略 »

2006年6月 4日 (日)

一クラブを超越した存在

 やがて受付が始まり、ホールに一番乗り。
 講演を聴く時はいつも最前列に陣取る。

 だが、この日は前から2列は VIP席が20ほど。
(有名人が来るかと思ったが、大学関係者のようだった)
 そのVIP席のすぐ後ろに陣取る。

 この講演はインターネットで事前に受付が行われた。数日前に定員に達し、その後はキャンセル待ちの受付画面が表示されていた。だが、となりの二人組は昨日申し込んだと言っている。

 今回のコーディネーター、東工大の学生が挨拶に立つ。
 「2週間前にFCバルセロナからメールをもらった時はとても驚きました。4人のスタッフで1週間ほどの準備期間でした。至らないところが多いかも知れませんが、よろしくお願いします。」 つづいて、ゲストのバルサ経営陣を紹介。

■ Alfons Godall (バイスプレジデント)
■ Alejandro Echevaria
■ Esteve Calzada (Marketing Director F.C.B)
■ Javier Munoa

 まず、バイスプレジデントの Alfons Godall が挨拶に立った。

 多くの日本の方々がここに来て下さり大変誇りに思う。
 サッカーは世界中の人が文化、知識あらゆる交流をするためのメディアだと思っている。
 バルサ執行部一同は皆様方と共に学ぶことを目的にここにやってきた。
 ラポルタ会長と執行部は「バルサは一クラブ以上の存在である」と感じている。
 というのは、バルサは
カタルーニャの文化と密接につながり、スポーツを超えた価値を持っている。すばらしい外交官としての役割を果たすと思っている。
 この機会を通じて、日本の文化とカタルーニャの文化が交流できる。バルサは13万人のソシオをもっているが企業ではない。上場はしていない。クラブは会員のものなのです。
 今回来日した目的は世界的によく知られたクラブを紹介するためです。2年前執行部に就いたとき、世界的に有名な選手を得ようと思い、今それを達成したことを誇りに思う。
 現在、FCバルセロナは1700のファンクラブ(ペーニャ)を擁する団体になっている。
 我々は規模としても大きくなりたいとは思っているが、サッカーが質を伴って成長することを望んでいる。

 バルサのチームスローガン:Mes que un club ( 一クラブを超越した存在 )
 翌年
Tシャツで有名になる文言を聴いたのは、この時が初めてだった。 

| |

« そばアレルギーの症状 | トップページ | 日本代表のユニフォーム戦略 »

デコ」カテゴリの記事