エクアドルの知識
W杯ベスト16でイングランドに敗れたエクアドル。
「もう高地じゃないと勝てないとは言わせない」
という監督コメントに受けた。
エクアドルは南米赤道直下にあるバナナを世界一輸出している国。
その名前はスペイン語で「赤道」を意味する。かつて、この国はスペインが占領していた。
5月15日にFIFAからW杯出場選手リストが発表された時、バルセロナの選手が11人のはずなのに12人入っていた。
(後にブラジルからエジミウソンが外れる)
エドウィン・テノリオという見知らぬ選手、これは誰だろうと調べていくと、エクアドルにも「バルセロナ」というクラブチームがあることがわかった。特に提携関係があるわけでもないが、FIFAの表記は同じ "Barcelona"
これを機にエクアドルに関心を持った。
■スペル:Republica del Ecuador
■略称表記:ECD
■人口:1,216万人(2001年)
■面積:25.6平方km 国土は日本の3分の2
■北をコロンビア、南東をペルー、西を太平洋と接する。
■宗教:カトリック(90%以上)
■公用語:スペイン語
■通貨:USドル
■首都:キト
【 エクアドルの歴史 】
- 1500年代
- スペインに侵略される。
- 1810年
- スペインから独立。
- 2001年
- 南米予選アルゼンチンに次いで2位で2002年W杯出場権を得る。
- 2002年
- W杯初出場
- 2006年
- 二度目のW杯出場。ホスト国ドイツと同じA組に入り2勝1敗で2位。決勝トーナメントベスト16でイングランドと対戦 0-1で敗れる。
エクアドルといえば!
■バナナ~世界一の輸出国
■ガラパゴス諸島~太平洋の諸島 ユネスコ世界自然遺産第1号 生態系の宝庫として知られる。
■スペイン、インカ帝国に侵略された歴史を持つ。
ガラパゴス、インカ帝国・・
断片的だった名詞がこうしてつながっていく。
こうして今日もしらべるが行く。
ちなみに冒頭のコメントは、高地のホームゲームでは圧倒的に戦績がよいことを揶揄されていることへの皮肉。
*参考文献「エクアドルを知るための60章」新木秀和 明石書店 2006年6月
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