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2006年6月 8日 (木)

それはまちがい?

 それともまちがいじゃない? いえ、間違いです。

敵も去るもの

 正しくは「敵も然る者」
 敵もなかなかしたたか者であるという意味。
 MS-IMEで「てきもさるもの」と入力すると「てきも」「さるもの」で区切られて、第一候補で「敵も去るもの」が表示される。
 2005年5月に「敵も去るもの」でGoogle検索すると24件の記事がヒットした。それが現在は226件になっている。
 MS-IMEを使っているブログライターが大量に誤字をばらまいているか、同じネタで書いているライターが多いのだろう。(ちなみにこの記事もまた、新たな1件となる)

袖すり合うも多少の縁

 正しくは「袖すり合うも多生の縁」
 "道で人と袖が触れるだけのような、些細なことで、前世からの因縁によるもの"という意味。
YAHOO!辞書より

喧々諤々(けんけんがくがく)

 ATOKでは「けんけんがくがく」と入力しても漢字変換候補はない。そういう日本語はない。
 侃侃諤諤 または 侃々諤々(かんかんがくがく)=正しいと思うことを堂々と主張するさま。盛んに議論するさま。
 喧喧囂囂 または 喧々囂々(けんけんごうごう)=多くの人が口やかましく騒ぎ立てるさま。
YAHOO!辞書より

年上の女房は金(きん)の草鞋を履いて探せ

 正しくは金(かね)の草鞋。金(かね)=鉄でできた丈夫な草鞋で、たくさん歩き回って探すだけの価値があるという意味。
 「金の草鞋で訪ねる」という言葉を元に、いくつかの用例がある。

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