それはまちがい?
それともまちがいじゃない? いえ、間違いです。
■敵も去るもの
正しくは「敵も然る者」
敵もなかなかしたたか者であるという意味。
MS-IMEで「てきもさるもの」と入力すると「てきも」「さるもの」で区切られて、第一候補で「敵も去るもの」が表示される。
2005年5月に「敵も去るもの」でGoogle検索すると24件の記事がヒットした。それが現在は226件になっている。
MS-IMEを使っているブログライターが大量に誤字をばらまいているか、同じネタで書いているライターが多いのだろう。(ちなみにこの記事もまた、新たな1件となる)
■袖すり合うも多少の縁
正しくは「袖すり合うも多生の縁」
"道で人と袖が触れるだけのような、些細なことで、前世からの因縁によるもの"という意味。
YAHOO!辞書より
■喧々諤々(けんけんがくがく)
ATOKでは「けんけんがくがく」と入力しても漢字変換候補はない。そういう日本語はない。
侃侃諤諤 または 侃々諤々(かんかんがくがく)=正しいと思うことを堂々と主張するさま。盛んに議論するさま。
喧喧囂囂 または 喧々囂々(けんけんごうごう)=多くの人が口やかましく騒ぎ立てるさま。
YAHOO!辞書より
■年上の女房は金(きん)の草鞋を履いて探せ
正しくは金(かね)の草鞋。金(かね)=鉄でできた丈夫な草鞋で、たくさん歩き回って探すだけの価値があるという意味。
「金の草鞋で訪ねる」という言葉を元に、いくつかの用例がある。
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