ポルトガル初戦 デコ欠場
2006年ドイツW杯ポルトガル代表の選手達は肩を組んで国歌を歌っている。"アイーン"ポーズのメキシコと並んで独特な光景だ。
デコはその列に並んでいない。
メンバーリストでは怪我=injuryを示すiマークが付く。
このマークが付くとその試合の出場はない。興味は初戦の順当な勝ち点3に移行した。
代役はNo.19チアゴ。
かつての宗主国に気を遣ったのか、ホーム扱いのアンゴラがセカンドユニフォームの白、アウェー扱いのポルトガルが1stのワインレッドを着用している。
1stユニフォーム「赤」のチームが自ら「白」を着たのは2004-05CL決勝ACミランと同じパターン。
試合前の予想では、この日はFIFAから要請された第三のユニフォーム「白」を着用すると思われていた。一般発売されないため、ある意味レアと言える「白」を拝む数少ない機会だったが、この日は見ることができなかった。
残るグループリーグの2試合はいずれもホーム扱い。
アウェー扱いとなるのは次の場合。
①D組2位で勝ち上がった場合のベスト16
②ベスト8(どの順位で勝ち上がっても必ずアウェー)
③決勝(D組1位で勝ち上がった場合)
セカンドの「黒」は3日の調整試合ルクセンブルク戦に着ただけで終わりそうだが、本大会でも一度見てみたい。
占領統治されていた主従関係が過去にあると、互いの国民感情が難しいのが世の常だが、ドイツにいるNACさんの話しでは両国のサポーターは一緒に写真に収まったりして友好的だという。
No.7フィーゴがキャプテンマークを巻く。
デコのポルトガル代表入りを批判し、ユーロ2004の後、一旦代表を退いていた御大はW杯欧州予選途中から復帰した。フランスの場合、予選突破が険しいという事情でジダンを呼び戻したが、ポルトガルは予選でグループ首位を快走しており、フィーゴ待望論はなかった。スコラーリ監督は本戦を見据えたセカンドオプションと考えたようだが、この試合をみれば賢察だったことが明らかだ。
ポルトガルがW杯初優勝となれば、フェリペ・スコラーリは異なる国を率いて二連覇する初めての監督となる。
開始早々、最短ゴール記録11秒を破るかというシュート。4分にフィーゴのクロスを No.9パウレタが決めて先制。これまでに登場したどの国よりも強いと思わせたのはここまで。後は大過のない試合運び。
後半37分には、2年間空き番になっていた No.10を引き継いだビエナがW杯初出場。
デコがいなくとも1点を守りきって勝てるという試金石となった。
デコファンクラブのメンバーNACさんによるドイツ・ポルトガル帯同レポートもぜひお読み下さい。
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