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2006年7月 5日 (水)

セントーサ島

 3時間睡眠。
 日本を出る前にできた口内炎の状態は最悪に思えた。

 朝食はチーム交代制で大食堂でとる。初日は和食、軽めに済ませる。

 土砂降りの雨の中、シンガポール市内観光へ。ズボンがびしょ濡れで気持ち悪い。
 ガイドの機転で植物園やインド人街はバスから降りずに見学。
 シンガポールといえばマーライオン。ここだけはバスを降りて記念撮影、あまりに小さいのに驚く。

■ガイドの話要約
~シンガポールの国土は淡路島ほどの面積、人口310万人、76%が中華人民共和国系、土地は政府からの99年レンタルであり人々は土地を借りて物件を建てるため比較的安い。ほとんどの国民が政府の建て売り住宅に居住している。~

 正午には解散となり、午後は自由視察。
 船に戻ってすぐチームF-2で集合してセントーサ島へ向かう。
 ジェットコースターみたいなケーブルカーにはびびった。

 楽しみにしていた海底水族館はまずまず。シンガポールの歴史をつづる蝋人形館では、日本軍がここまで来て占領していたことを知る。しかしこの街では、ソウルを歩いている時の刺すような視線を感じることは一度もなかった。

 夜はオプションツアーのマレー料理へ。予想していた通りまずかった。
 夜行性の動物の生態を見るという世界唯一の「ナイトサファリ」は、日本人女性によるきめ細かなガイドで楽しめた。コンセプトが面白い。夜の熱帯雨林の中を進むのは大自然に包まれる感じで異次元の気分。

 そしてこの日の最後はチームリーダーとしての初仕事~食堂に設営された本部に赴き、全員帰船、点呼の報告を済ませる。門限の22:30を破った場合、報告を怠った場合、翌日はチーム全員が船外外出禁止となるので責任が重い。
 主催者側のチェックは適当なもので、気合を入れていた僕は拍子抜けする。

 今日もまた呑む。港のそばのスーパーで買ったつまみ、そして船内の国産缶ビール。船内は免税になるらしく日本の市価よりも100円安い。

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