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2006年7月20日 (木)

おい、なんで会議があるんだよ。

 6:30起床で早番の朝食へ。今日は洋食。
 壁には共同通信による昨日のトップニュースやプロ野球の結果が
掲示されている。

 ミーティングは「船の衝突ゲーム」
 船が衝突したという設定でチーム活動のスキルを競う。僕らのグ
ループは団体の得点が最悪でちょっと考え込んでしまった。
 こうしたチームワーク面で結果が出ないのは、僕と森さんが押し
切り過ぎているのだろうか?

 揺れが出てきてけっこう辛い。
 船は横揺れはそうでもないが、前からやってくる波に真っ向から
波に乗り上げては落ちる縦揺れが一番きつい。胃の中のものが全部
上がって来るような気がする。遊園地の「フライングカーペット」
のような揺れといえば、わかるだろうか。

 7月のこの時期、東シナ海は日本に向けて風が吹くので、僕たち
のコースはこれでもべたなぎのコース。晴海から南下するコースじ
ゃなくてよかった。

 衝突ゲームの後は 個人ワークに入り、プールデッキで日光浴を
して過ごす。お昼も食べに行かず、ずっと午後の研修の前まで寝る。
陽が射したのは数分で雨も降っていたが、自然に身を任せると揺れ
も気にならなかった。

 午後も個人ワークでスタート。再度着替えてきてプールサイドに
陣取り、パソコンで資料を作る。少し日に焼けた。

 グループミーティングに入る。
 今回のグループリーダーという役割は、4月のプレミーティング
で自ら手を挙げた。僕は人見知りがきつく、中心にいるか、壁の花
になるかどちらか極端になる。こういう機会に壁の花じゃしょうが
ないので、自らまん中に躍り出てみた。

 早番だと夕食はあっと言う間にやってくる。
 蟹の甲羅揚げなど食べれないモノは、出会って10日、すでに
"歩く食欲"と呼ばれていた仲間がキレイに平らげてくれる。

 シンガポールのガイドブックに
 「日本人にはカニがまるごと入ったラーメンがお勧め」
というキャプションがついていたが、ライターの浅はかさに参った。
いくらカニが好きな人でも、そんな書き方をされたらいい気はしない。

 20時より「ミロよ!びいなす」の取材。
 まず、船長と皆のアイドル、スチュワーデスの齋藤さんに来ても
らう。この頃は飛行機の客室乗務員をスチュワーデスと呼んでいた。
船の上でもそう呼ぶらしい。

 1時間ほどインタビューしたところで、中座して運動会打合せへ。
 ここでは、皆が牽制し合って総合司会が決まらない。僕にとって
は朝飯前の役回り。やってもよかったが、何もかも僕がやるべきで
ないと大人しくしていた。

 再び新聞部に戻るとインタビュー・ゲストは事務局総括に替わっ
ていた。
 22時でインタビューを終え、メインバーでお酒をご馳走になり
ながら、話のつづき。

 研修を厳しくし過ぎると人が集まらない。かと言って研修内容を
落し過ぎると「洋上研修」ではなく、慰安旅行になってしまう。
 450人の確保と、研修内容の精選の狭間で、苦労しておられる
事務局のお話が聞けた。

 僕の会社はレポート提出で選考を受け、自己研鑽のために参加す
るのだが、よその会社の人に聞くと "**周年勤続のご褒美" とい
う位置づけのところが多かった。
 テーマミーティングが始まると
 「おい、なんで会議があるんだよ。聞いてないぞ」
と、事務局に怒鳴り込むおじさんが、実際に毎回いるのだそうだ。

 時差調整で時計を30分進める。いよいよ日本が近づいてきた。

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