確信と不安
ポルトガル代表が主力を5人落としたにもかかわらず、FIFA
ランキング4位のメキシコを破りグループリーグ3連勝となった日、
僕はポルトガル優勝に確信を持つことにした。
僕はサッカーの神様ではないので、僕が確信を持ったから、ポル
トガルが勝つというものではない。
これは僕の心の問題。
「確信を持つ」の反対は「不安を持つ」
■確信を持つ
きっとうまくいく
きっと勝つ
■不安を持つ
うまくいかないかも知れない
勝てないかも知れない
「結果」は確信を持っている人にも、不安を持っている人にも同様
にやってくる。
誰もが、よい結果に喜び、悪い結果に失望する。
「結果」が訪れた時、確信を持っていても、不安を持っていても、
その心のありように変わりはない。
悪い結果から自分を守るために、悲観的な想定をすることを心理
的防衛機制といい、実際に、そういう思考をする人が大変多い。
だが、心理的防衛機制をかけた人はそこで思考停止してしまい、
それは努力を怠ることにつながる。
それならば、確信を持っていたほうがいいではないか?
確信を持っていると、なにごとにも笑っていられるし、心を強く
持てる。
不安を抱えていると、顔色は悪く、心は弱くなる。
不安を持っている時は
「なに、外してるんだ!マニシェ」と目を吊り上げていたのが、
確信を持っていると
「おいおい、マニちゃん 次たのむよ~」と笑っている。
確信を持てば、人はその確信の実現に向けて動き出す。
ポルトガル優勝といったテーマで、僕にできることは少ない。
だが、テーマが身近なこと。たとえば、仕事、恋愛、スポーツ、
夢であれば、より多くのことができる。
不安より確信!
デコファンになったことがきっかけで、そう学ぶことができた。
スコラーリ率いるポルトガルが、二年後のユーロに勝ち、引き継
いだモウリーニョとデコの師弟コンビが南アフリカの地で、ワールド
カップ・トロフィーを掲げる。
まだ4年ある。一人一人のファンにできることも少なくはない。
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