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2006年9月 8日 (金)

会議のつかみ

 いよいよ会議が始まる。

 ここで心がけるのは笑顔
 仏頂面で頭のいい振りをした司会者が始めた会議では、皆すぐに内職モードに入る。

 会議をスタートさせたら、以下のようにして参加者の気持ちを明るくさせて、好意的かつ積極的に会議を楽しんでもらわなければならない。

■定刻開始
 「定刻になりましたので・・」定刻ちょうどに開始する。

「まだ お2人お見えでないので、今しばらくお待ち下さい」
 と遅刻者を待たない。上司が同席する場合は事前に「どんなに偉い人が遅刻しても定刻開始してよい」という了解を得ておく。

■場を和ませる軽いジョークから入る。
 進行役は話している時は常に 軽く微笑みをたたえる笑顔「アルカイックスマイル」を心がける。
 参加者の発言に怒りの感情が生じた時は、無表情を装う。自分がハンカチ王子になったと思えばいい。

■飲み物の確認
 飲み物は開始前に配る。途中に配る場合「14時30分頃、熱いコーヒーが来るはずです(笑)」
 セルフサービスの場合「飲み放題です。各自、自由にペットボトルからお代わりしてください」

■喫煙、冷暖房、休憩の確認
 社外の人、ビル外の人が来た場合、喫煙場所を説明。フロアの見取り図をプロジェクターで映して
「当ビル内設備についてご説明します。非常口は前方3箇所・・」
と航空機の機内説明のパロディをやるとうける。

 90分を超える会議では途中休憩を入れることを予告。
 チームマイナス6%に参加している場合、
「当社は冷房の設定温度を28度にしています。上着はそちらの荷物置き場へ。よろしければネクタイもお取りください。見ている方が暑苦しいですから(笑)シャツのボタンをはずすのは1つまでにしてください(笑)」

■アジェンダの確認
 議題に入る前に アジェンダを確認して会議の流れをつかんでもらう。事前に計画しておいた通りに「5分の議題が3つ、メインの議題に40分をかけて、予定時間の60分以内に終わるという進行で行きたいと思いますが、皆さんよろしいですか?」と提案、同意を得てから始める。

■資料の確認
 アジェンダだけ確認する。すべての資料を確認するのは時間の無駄。

 引き続き、ルール・役割の確認へとつづく

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