会議のつかみ
いよいよ会議が始まる。
ここで心がけるのは笑顔
仏頂面で頭のいい振りをした司会者が始めた会議では、皆すぐに内職モードに入る。
会議をスタートさせたら、以下のようにして参加者の気持ちを明るくさせて、好意的かつ積極的に会議を楽しんでもらわなければならない。
■定刻開始
「定刻になりましたので・・」定刻ちょうどに開始する。
★ 「まだ お2人お見えでないので、今しばらくお待ち下さい」
と遅刻者を待たない。上司が同席する場合は事前に「どんなに偉い人が遅刻しても定刻開始してよい」という了解を得ておく。
■場を和ませる軽いジョークから入る。
進行役は話している時は常に 軽く微笑みをたたえる笑顔「アルカイックスマイル」を心がける。
参加者の発言に怒りの感情が生じた時は、無表情を装う。自分がハンカチ王子になったと思えばいい。
■飲み物の確認
飲み物は開始前に配る。途中に配る場合「14時30分頃、熱いコーヒーが来るはずです(笑)」
セルフサービスの場合「飲み放題です。各自、自由にペットボトルからお代わりしてください」
■喫煙、冷暖房、休憩の確認
社外の人、ビル外の人が来た場合、喫煙場所を説明。フロアの見取り図をプロジェクターで映して
「当ビル内設備についてご説明します。非常口は前方3箇所・・」
と航空機の機内説明のパロディをやるとうける。
90分を超える会議では途中休憩を入れることを予告。
チームマイナス6%に参加している場合、
「当社は冷房の設定温度を28度にしています。上着はそちらの荷物置き場へ。よろしければネクタイもお取りください。見ている方が暑苦しいですから(笑)シャツのボタンをはずすのは1つまでにしてください(笑)」
■アジェンダの確認
議題に入る前に アジェンダを確認して会議の流れをつかんでもらう。事前に計画しておいた通りに「5分の議題が3つ、メインの議題に40分をかけて、予定時間の60分以内に終わるという進行で行きたいと思いますが、皆さんよろしいですか?」と提案、同意を得てから始める。
■資料の確認
アジェンダだけ確認する。すべての資料を確認するのは時間の無駄。
引き続き、ルール・役割の確認へとつづく
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