ブログ=日記+随筆
このブログ「しらべるが行く」を始めてから2か月経った2005年11月14日、僕は次のような下書きを書いている。
(以下引用)
自分はいつかブログかメルマガを出す日が来るに違いないと思い、2年前から原稿を書き溜めていた。
構想2年、ようやく2005年9月からブログ「しらべるが行く」を始めた。
ネタは前日に考えているのだが、新ネタを思いつかない日は「しらべるが行く.txt」 のファイルを開いて、書き溜めておいた原稿を読み返す。
なにか載せられそうなものはないか・・と読んでみるのだが
おもしろくない
自分が過去に書いた文章って、なんでこう面白くないんだろう。
その日は、自分はなんて天才なんだと思っているのに・・・
(引用おわり)
この頃、自分で面白くないと思っていた原稿は「書きかけ」の断片のこと。
なぜ、断片なのかと言えば、思いついて書き始めたものの、起承転結が構成できなかったからだ。
それは後から読み返したから面白くないのではなく、実は書いたそばから面白くなかったのだ。
それを一瞬でも「天才だ」と思ったというのには失笑する。
もちろん、モノ書きとしては、時に勘違いで走り出すことも必要だが、多くの人の目に触れる文章はやはり寝かせないと怖い。
ブログという単語を「日記」と定義するメディアが今でも大多数だが、そろそろ日記と随筆に大別されることを、言うべきだろう。
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