図書館の書き込み被害
ダライ・ラマ14世の著書「ダライ・ラマ死の謎を説く」
を図書館から借りてきて読んでいたら、66頁に鼻毛が挟んであった。
ティッシュで挟んで捨てた。
図書館の本には、傍線が書き込まれていたり
ページの端が三角に折ってあることがしばしばある。
自分の本棚にある15年前の本にも傍線や三角折りがある。
あぁ、この頃はこんなところに線を引いていたんだ。
あぁ、この価値観はこの時、初めて出会ったんだ。
と思い返すのは楽しい。
だが、初めて出会う本に、既に線が引いてあるのは楽しくない。
恐らく傍線を引いた借り手は、そこが要点であると思ったのだろう。
傍線が引いてあると、思考がそこで止まってしまう。
他人の思考にとらわれまいと、傍線の箇所からは目を背ける。
傍線が引かれた本は、つまらなくさえ思える。
東京23区の図書館で書き込み被害の割合は13.5%。
つまり10冊に1冊強の割合で、利用者による書き込みがみつかっている。
参考文献「図書館で考える道徳」諸橋孝一 鳥影社 2001年10月
自身、図書館で読んだ直近 3,000 冊のなかでは以下のようなケースがあった。
■全ページ中3割ほどのページに、クレヨンでじろ書き。
■要点にびっしり波の傍線。
書き込み以外では
■ページの斜め上を折り曲げ。
■大半のページが水濡れで撓み変色。
■鼻毛立て
■食べ物の汁のようなシミ
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