バットくん
しらべるが定義した造語に「バットくん」がある。
but 【 接続詞 】 しかし けれども
バットくんとはこういう人だ。
【 場面1 】
moto「それでは、バットくん、業務計画案を説明してください」
バットくん「だからぁ、まだ合意されていないんだからぁ、計画って言わないでしょ」
【 場面2 】
moto「設備計画が決まらないと、日程が決まらないので、設備計画について意見をお願いします」
バットくん「いや、日程が決まらないと。設備は後づけですよ」
moto「では、日程案について、意見をお願いします」
バットくん「10月1日くらいでしょうけど、設備次第ですよね」
moto「いったい、どっちなんですか?」
バットくん「だからぁ、日程ありきって言ってるじゃないですか」
【 場面3 】
moto「この図のようなスケジュールで、いかがでしょう?」
バットくん「詳細な日付が入ってないし、全然意味がないよ」
moto「ここにあるように、4月の第一営業日ということなのですが」
バットくん「はぁっ? それで現場が動けると思う??」
バットくんはすべての意見に対して
「だから、バカは困るよ」
「すべてをわかっているのは、僕だけなのかなぁ」
という失笑を浮かべて 切り返す。
バットくんの意見は、必ず、相手の意見の逆説の形をとる。
でも、バットくんの意見は 結局、相手の意見と同じだったりする。
言い方を変えて、崇高な自分の理論を開陳したいようだ。
バットくんは、誰からも尊敬されない。
だが、全会一致、全体主義の日本企業では、バットくんにも居場所があり、給料をもらえる。
バットくんに怒ってはいけない。
では、バットくんにどう対処すればよいのか?
いつの日か気が向いたら、お話しよう。
向かないと思うが
| 固定リンク | 0
「ビジネス」カテゴリの記事
- 「速度が落ちていますよ」とびびらせる小谷E 安全・生存へ大いなる一歩! H3ロケット3号機 だいち4号の軌道投入に「成功」(2024.07.02)
- H3ロケットのRTF成り、夜ここに明ける。岡田匡史PMがみせたユーモアと笑顔(2024.02.19)
- 「それは一般に失敗と言います」から1年 H3ロケット2号機が打ち上がる(2024.02.18)
- インボイス制度運用開始 しらべるが選ぶ2023年の5大ニュース【5】(2024.01.05)
- 「失敗」から立ち上がる日本の宇宙事業 しらべるが選ぶ2023年の5大ニュース【4】(2023.12.29)