ラスト1マイル
目標達成まであとわずかのところに待ちかまえる難題。
90%までは誰でもできるが、最後の10%のところが大変でありそこを乗り越えたものが目標を達成する。そんなゴールまであとわずかとなったところに待ちかまえている難所、ポイント。
【 例1 】
コンピューター・システムの開発では、1%未満のレアケースを潰すために全体の20%~30%の工数がかかることがある。
実用面で言えば99%の出来なのだが、最後の1%はなかなか終わらない。
【 例2 】
光ファイバーは全国に張り巡らされている。
そして、そこから各家庭に線を引き込むところで、マンションによっては工事許可がおりないという問題がある。
サービス提供側からは「最後の1マイル」でも、ユーザーからみるとこれがクリアされないと話にならない「最初の1マイル」
ユーザーはこの1マイルがクリアされないことで、99%の努力に対して「全然意味がない」とあっさり切り捨てる。
ラスト1マイルの存在を双方が認識していれば、人と人はよい関係を築くことができる。
| 固定リンク | 0
「ビジネス」カテゴリの記事
- SLIM H3ロケット 日本のロケット団は成功ラッシュ しらべるが選ぶ2023年の5大ニュース【4】(2024.12.31)
- 「速度が落ちていますよ」とびびらせる小谷E 安全・生存へ大いなる一歩! H3ロケット3号機 だいち4号の軌道投入に「成功」(2024.07.02)
- H3ロケットのRTF成り、夜ここに明ける。岡田匡史PMがみせたユーモアと笑顔(2024.02.19)
- 「それは一般に失敗と言います」から1年 H3ロケット2号機が打ち上がる(2024.02.18)

