インクジェット年賀はがき
パソコンのプリント用にインクが乗りやすく加工した お年玉付き郵便はがき。インクジェットプリンター用だが、ふつうにペンで書くことにも支障はない。
【 インクジェット年賀ハガキの歴史 】
1997年
発売。
1999年末
近年、通常の年賀状は売れ残るようになっていたが、インクジェット年賀状だけは完売した。
同じインクで試した場合、従来の再生紙年賀状では色がくすむ。
1999年末、インクジェット年賀状が品切れした後、再生紙にプリントした見本のみを掲示して「充分な画質です」と謳って販売していた郵便局があった。とんでもないことである。
2000年末
6億6200万枚を発売、ほぼ完売。セブンイレブンでは「インクジェット、早くも品切れ」と掲載した朝日新聞の記事を発売数日後から店頭に掲示していた。
2002年末
14億枚発売。全体が38億6,500万枚なので36%。3分の1を超えた。
2003年末
19.5億枚発売。全体は44.5億枚なので44%を占めた。年を越しても売れ残った。
2004年末
22億6,609万枚発売。全体は43.5億枚なので52%。ついに半分を超えた。
「インクジェット紙光沢年賀はがき」1枚65円×1億枚を、首都圏エリア限定で初めて販売。
2005年末
22億7,000万枚発売。全体は40億8,500万枚なので55.5%。
2006年末
22億3,000万枚発売。全体は37億9000万枚なので58.8%を占める。
1997年の発売以来、発行枚数は右肩上がりだったが、初めて発行枚数が前年を割った。年賀はがき全体に対する占有率の右肩上がりは、依然として続いている。
数年前から、10月末になると郵政公社に勤務する親戚から電話がくるようになった。 販売枚数のノルマがきついのだそうだ。
送料、振り込み手数料を個人負担してでも、ノルマを捌かなければならないとは、世の中は厳しい。
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