« 元春「アフリカのツメ」語録 | トップページ | デコ検定 »

2006年11月18日 (土)

エアマックスの歴史

 エアマックス(airmax)はナイキのランニング・シューズ。
 コレクター雑誌、ファッション雑誌では「スニーカー」と呼ばれているが、ナイキの商品カテゴリーは「ランニング」他には、クロストレーニング、バスケット、テニス、ベースボール、ACG(all condition gear)などがある。
 「エアマックス」はナイキ、ランニング・カテゴリーのトップ・モデルに与えられる商品名。

 ミッドソールに、位置により違う圧の空気を注入。それを透明の窓から見えるようにしている。

 1987年、第1作発売。
 その後、ほぼ1年に1度のペースでモデルチェンジ。
 ナイキは1年に4シーズンを展開する。最初のシーズンのカラーリングは「ファーストカラー」3ヵ月後の次のシーズンでカラーリングが変わると「セカンドカラー」と雑誌で表記される。メンズ、ウィメンズはサイズ、カラーリングが別々の展開。シーズンによっては、メンズのカラーリングがかっこよかったり、ウィメンズがよかったりする。1996年ウィメンズの白×青のティアドロップはとても色合いが良く、サイズが合えば履きたかった。

 エアマックスを一躍有名にしたのは1995年モデル、メンズのファーストカラー。イエローからグレーに段階的に色が変わっていくデザイン。通称「イエローグラデ」
 大人気のこの靴を履いていて、不良少年に靴を奪われる事件、通称「エアマックス狩り」の報道がブームの火に油を注いだ。

 1996年~1997年、ナイキブームは頂点を迎える。
 この頃、ナイキの靴は、エアマックスに限らず、ほぼすべてのモデルが入手困難になるという事態が起きた。
 これは、ナイキの買取発注が6ヶ月前の発表会で行われるためだ。
 スポーツ店、靴屋さんの仕入れ担当者は、6ヶ月先の需要を見越して発注する。突然ブームが来て、品薄になったところで、追加発注は効かない。
 コレクターの中には、少々サイズ違いでも、仕方なく買い求める人もいた。

 「自分もエアマックスなるものを一度、履いてみたい」
と思うならば、1994年以前モデルの復刻版がよい。スポーツ店、ナイキショップやヤフーオークションで探すことができる。

 ナイキは、オリジナルカラー、または新たなカラーリングで復刻する靴にはモデル名称に SC (スポーツ クラシック) と表記している。
 ナイキは、ブームが去った後、売上確保のために膨大な種類の1995年SCモデルを発売してきた。ゆえに街で一番多く見かけるエアマックスは、1995モデルとなっている。

 1998年にはいると、急に靴は売れなくなり、市場にだぶついた在庫は捨て値で処分された。売れなくても、半年前に強気で注文した靴は容赦なく、倉庫に届くのである。

 パテントの終了とブームの終焉により、1999年FALLシーズンでは、AIRMAX がカタログから消え、代わりにAIR TUNED MAX が登場した。

次回11月25日に続く



|

« 元春「アフリカのツメ」語録 | トップページ | デコ検定 »

コレクター」カテゴリの記事