« 幸せを手にする町の花見 | トップページ | 日蓮聖人の生涯 »

2006年12月20日 (水)

池上本門寺に誓う

 日比谷公園を散歩した翌日は、日蓮が祀られている池上本門寺へ完走祈願に赴いた。
 だからと言って別に、池上本門寺がマラソンに纏わる場所ということではない。

 池上本門寺を中心に池上には24の寺がある。
 JR大森駅から、池上本門寺にかけての一帯は、かつての文豪の居宅が多く並ぶことから、馬込文士村と呼ばれ、ウォーキング愛好家のコースとしても有名だ。

 日蓮は釈尊の教えである「法華経」を世界に広めようとした僧侶。日蓮について、勉強したまとめは、明日のこのブログに掲載したい。

 池上本門寺は、日蓮が亡くなり火葬が行われた場所に建てられたお寺。
 日蓮の七回忌に弟子の日浄と日持が願主となって造立した日蓮の木像「祖師像」(重要文化財)が安置されている。日蓮のお墓は山梨県の身延山久遠寺にある。五重塔があり、プロレスラー力道山のお墓もここにある。

■行事
 「千部会」4月26日~28日
 「お会式」10月11日~13日

 日蓮が亡くなった場所にあるのは「大坊本行寺」
 「大坊(だいぼう)」とは池上本門寺の支院、末寺を代表するお寺という意味。

1945年4月15日
アメリカ空軍の攻撃で2,500坪の建物を焼失。祖師像は大埜茲稔師が運び出して消失を逃れた。

1966年11月
大堂(祖師堂)落慶

 空気が澄んだ冬空、爽やかな風が吹き抜ける本堂で、怪我をせず、マラソンを完走できることを祈願する。
 間近に見上げた五重塔は、思ったよりは高くなかった。
 再び、この地を、完走の報告で踏むことができるだろうか。
 あとで思えば、この時初めて、3か月後のマラソン完走を明確に視野にとらえたのだった。

| |

« 幸せを手にする町の花見 | トップページ | 日蓮聖人の生涯 »

しらべるが走る!」カテゴリの記事