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2006年12月 8日 (金)

井上陽水(前編)

 【 いのうえ ようすい 】 本名:井上陽水(あきみ)
 デビュー以来37年才能が枯渇しない歌手。

■1948年
 8月30日、福岡県田川市生まれ

■1969年
 「アンドレカンドレ」を名乗り、シングル「カンドレマンドレ」でデビュー。後の「闇夜の国から」に似たポップナンバー。当時彼はエッセイで「大ヒットを予感したが、予想が外れた」と書いていた。

 後年、当時のシングルを納めたオムニバスアルバム「陽水生誕」が発売される。
 所属会社のポルドールからではなく、別のレコード会社の発売、価格は私の記憶が確かならば2,500円。
 当時入手できなかったアンドレ・カンドレ時代のデビュー作「カンドレ・マンドレ」が収録されていたので、小遣いをはたいて飛びついた。
 だが、このLPレコードにはスタジオ・セッションのプライベート・テイク「She loves you」「I saw her standhing there」(いずれもビートルズ)が収録されていたため、陽水が告訴、後に発売中止となる。

 大事に聴いていたこの「陽水生誕」ある日、レコードプレイヤーの操作を誤り傷を入れてしまった。A面の1曲めのあいだじゅう「ぷつっ、ぷつっ」という音が続く。

 数年後、オーディオ雑誌の「売ります」コーナーに出したところ、9,000円の値が付いた。傷ありを謳ってこの値段には驚いたし、嬉しかった。

■1972年
 「井上陽水」を名乗りアルバム「断絶」でデビュー。
 レコードに針を落とすと印象的なイントロに続いて、聴いたこともない歌い方のボーカル。この数秒で一気に陽水の世界に引き込まれた。

 続けて同年、セカンドアルバム「センチメンタル」発表。これは癒される必聴盤。
 「東へ西へ」に出てくる "花見の駅"は、福岡県西鉄宮路岳線の駅「花見」。
 「能古の島の片思い」の"能古の島"(のこのしま)は、博多湾に浮かぶ、ハイキングが楽しめる島。

■1973年
 「陽水ライブもどり道」発表。
 オリジナル3枚目、通算4枚目「氷の世界」発表。日本初の100万枚突破LPレコードとなる。大晦日にレコード大賞で表彰されたが、テレビに出ない彼は登場しなかった。


■1974年
 1度めの結婚。
 通算5枚目「二色の独楽」発表

■1975年
 小室等、吉田拓郎、泉谷しげると4人でフォーライフレコード設立。既存のレコード会社は流通ルートを断ち、妨害しようと試みるが失敗。
 吉田拓郎は有名だったが、小室等、泉谷しげるの名前はこの時初めて聞いた。

■1976年
 離婚。
 小室等、吉田拓郎、泉谷しげると4人で「クリスマス」アルバム発表。陽水はオリジナル2曲を提供。泉谷の「きよしこの夜」が傑作。このアルバムは未だCD化されていない名盤のひとつ。

■1977年
 大麻取締法違反で逮捕される。

後編は12月15日掲載



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