フィギュアとガレキ
フィギュアとは、原作を忠実に再現、型取りして生産される本格的な人形。彩色 組立済みのものをいう。
量産されたモノは安いもので4,000円前後、高いものは3万円台。
組立前のものはガレージキット(ガレキ)という。
プラモデルよりもさらに原作・現物を忠実に再現、型どりされた本格的な組立キットがガレキ。未塗装のもの、塗装済みのものがある。ガレキにはフィギュア以外に、クルマ、船、飛行機などもある。
プロのモデラーが仕上げた完成品は「キットの完成品」であり、フィギュアとは呼ばない。
1997年にサイクロン号6分の1サイズのガレキが寿屋から出た。
行きつけのオモチャ屋に貼られたチラシには「限定500個につき、予約制とさせていただきます」とあった。38,000円。
無くなってから後悔しても遅い。すぐゲットした。
実はその前に1万円の仮面ライダー旧1号のガレキを購入して、途中で投げ出していた。今回はそうはいかない。
ホビージャパンから出ていた「パーフェクトモデリングマニュアル」1905円を買ってきて学習した。
一通り、工具、塗装用品を揃えてとりかかる。
部品を切り取り、バリ取り、1600番台くらいの目の細かいサンドペーパーで表面をなめらかにして、サーフェーサーをかける。
ここで投げた。とてつもない時間がかかる。
数年後、レインボーマスターワークスから、5分の1サイズのサイクロン号完成品が出た。47,000円・・
言いたくはないが、無念だった。
世の中には時間と技術はないが、お金には余裕があり、精巧な模型に執着が深い人はたくさんいる。
失業していて模型の組み立てに心得があるならば、キットを組んでヤフオクで売って生計を立てるとよい。
| 固定リンク | 0
「コレクター」カテゴリの記事
- 音楽カセットの買い方・選び方<後篇>(2022.08.11)
- 音楽カセットの買い方・選び方<前篇>(2022.08.10)
- シン・ウルトラマンのコレクターグッズ(2022.05.20)
- 人形は顔が命「空也フィギュア」を見送る理由(2022.03.26)
- 三足目のメタライドに手を出した(2022.03.12)