お膳くん
同じ側にいたのに、攻撃に回る人がいる。
一緒に会議にいた。
この会議のクライアントは総務部である。
何も決まらなかった。
「それでは、一週間以内に、管理者を決めましょう。僕がとりまとめます」
それだけが決まった。
翌日、参加者で最上席、総務部の持田さん(仮名)にメールを出す。
「総務部から、管理者を決めてご報告下さい」
すぐさま、持田さんから返事がくる。
「何をすればよいかが、わかりません。管理者とはどういうことをする人ですか?なぜ、総務部なのですか?」
僕は言う。
「持田さんも会議に同席していたので、ご承知かと思いますが、会議の席では何も決まっていません。管理者を決めようということだけが決まりました。ゆえに、管理者の定義は現時点では存在しません。
私が拝察するには、管理者は "全体の管理者" という曖昧な役どころになるかと思います。当案件の主幹は総務部ですから、その役は総務部から出していただくのが妥当と考え、持田さんにお願いしました」
何もかも、人がやってくれる。
自分がその場にいるのに、人が全部やってくれると考えている。
自分は「自分の仕事だけしていたい」
自分の仕事=自分の殻の中の仕事
こういう人を、今日「お膳くん」と命名した。
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