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2007年2月21日 (水)

東京マラソンEXPO

 東京マラソン前日の17日(土)午後
 ボランティア説明会に参加した。

 場所は東京ドーム
 16日、17日とランナーの事前受付、EXPOが開催されている。
 この大会は当日エントリー受付は行わない。
 3月に第一回が開催される湘南国際も同様に前日受付のみ。荒川は当日受付がある。
 マラソンに慣れたランナーならば、前日と当日二日も足を運ぶのは億劫なもの。
 ただ運営側はシンプルになる。

 東京ドームという場所のアサインがいい。
 都心のど真ん中の立地。ふだんあまり立つ機会のない東京ドームのグラウンドレベルに入り、エントリーを済ませて、EXPOのメーカーブースで情報を仕入れる。

 一般的なマラソンであれば、これらはすべて屋外で行われる。
 屋根がある東京ドームならば、天候に関わらず、ゆっくり過ごすことができる。
 東京ドームを後にする瞬間、ほとんどのランナーが自分が都心を走ることを肌で感じ、心にスイッチが入るだろう。
 ボランティア参加の僕でさえ、1ヵ月後に控えた自分のマラソンに向けて動機付けができた。

 ドームには1時間早く着いて、EXPOを見学する。
 一般の人でも無料で入場できる。入場券は入り口付近の窓口で配っていた。
 各社の記念グッズが並んでいる。
 自分が走るのならば、無理をしてでも何か一つ買うのだが、無理をしないで買えるほど魅力的なグッズは見つけられなかった。
 イベントではいつも記念ボールペンを買うのだが「完走記念ボールペン」だったのでやめた。あれはきっと東京ビッグサイトではたくさん売れるだろう。

 「瀬古利彦サイン会」の看板を見つけた。
 マラソンファンになったきっかけは瀬古さん。
 著書は先日読んでしまったので、改めてサインのために買う気にはならないが、一度間近に瀬古さんを見たい。幸い、サインの列に並ぶ人以外に人垣はなく、至近距離まで近づけた。
 テレビで見ると太って老けた印象があった瀬古さんだが、ナマの瀬古さんは若くて細い。メガネをかけていなかったせいもあるだろう。
 グラビア女優が言っていたが、テレビは2倍くらい太く映るというのは本当だ。
 かつて、テレビで見ても細かった瀬古さんは、いったいどれだけ細かったのか。

 アシックスのブースにはラストラン有森裕子への寄せ書きの布とマジックが置いてあった。せっかくなので、おつかれさまでした!と一言だけ書いた。あまり親しくないない人に書く寄せ書きは難しい。

 出口に向かおうとしたところでミズノの女の子がチラシを撒いていた。
「ユニフォームに穴を開けないホルダーです!」
 おぉそれこそは、僕が去年探していたものだ。

 FCバルセロナのユニフォームで走る僕は、ゼッケンをつけるために安全ピンで穴を開けるのが嫌でたまらない。
 すぐ売り場に買いに行った。600円。
 「強風にも耐える」と書いてある。
 去年、荒川では風速25mの風にゼッケンを飛ばされたランナーが大勢いた。果たしてこのホルダーは湘南の風には耐えられるだろうか。

 東京マラソンのゼッケンには安全ピン用のパンチ穴が開いていない。
 購入したランナーにはその場で、ゼッケンに穴を開けていた。

 ボランティア説明会は40分前から受付が始まる。その時間になったので一旦ドームの外へ出て、40番ゲートから受付に向かった。

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