黄色いポンチョ
ボランティア説明会の受付も荷物チェックがある。
入場すると既に次回の部のボランティアが集まり始めていた。
てっきり説明会は観客スタンドで行うのだと思っていたら、スタンド裏のコンコースに折りたたみ椅子が並べてあった。うどんや野球グッズを売っているあの廊下。
バルサのミッドフィルジャケットを着ていたので寒くはなかったが、次回を待つ間30分立っているのは退屈だった。
別に早く来ないと座れないというわけでもないので、時間少し前に入っていればよさそうだ。
説明会はブロック分けしてあるが、隣のブロックはすぐ真横。
僕はスタート荷物預かりなのだが、一番右端に座っていたため、隣のゴール地点の説明のほうがよく聞こえた。
「完走者にはメダルを渡します。16時を過ぎたら渡しません」
「(ゼッケンがFで始まる)女性にはお花を渡します」
ふむふむ。そっちのメモばかりとっていた。
いくつか質問が出た。
その中には「始発でも間に合わないんですけど」というものもあった。
これには、来て下さいと言うしかありません。あとは前泊とか・・というお返事。まさかボランティアのために前泊はないでしょう?と思っていたら、翌日実際にそういう人と友達になったから、世の中は分からない。
予定通りに説明が終わると、ユニフォームの受け取り。
事前の説明書では僕らはSTAFFと書いた「赤」のポンチョのはずだったが、その場では全員に COURSE MARKER と書いた「黄」のポンチョが配られた。手違いじゃないのかな?
「へぇ、赤じゃないんだ?」
という人もいたが、特に誰も疑問を持たず、ポンチョと名札ホルダー、そして東京マラソン2007ロゴ入りのキャップ(グレー)それから、クオカードとパスネットを受け取って終了。
二日間の交通費で、足が出ることはない程度の配慮がなされていた。
東京ドームをあとにすると外は晴れ。
都心で行われるマラソンのプレイベントとしては最高の立地。
明日は走るわけでもないのに、心が燃えたぎるのを感じた。
入場前の12時台には、コース下見バスが運行していたが、それは終了してアシックス銀座店へのシャトルバスのみが運行されていた。
去年、荒川を走る前はコースを一度見ておきたいという衝動に駆られていたが、フランク・ショーターの著書で
「コースを見てしまうと、その距離に負担を感じてしまうから、見ない方がいい」ということが書かれていたし、最近の瀬古さんの著書にもそのような記述がある。
コースはその日、初めて見る新鮮さがあるから、走っていて飽きないのだ。
今回は一ヶ月後の湘南国際マラソンの予行演習として、前日の夜から本番と同じ行動をすることにした。
就寝は21時。ただし、明日は集合時間が早いので、湘南に行く日よりも1時間早い4時起き。いい予行演習になる。
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