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2007年2月11日 (日)

PKとダイバー

 PKは得点となる可能性が高い。
 フットボールは得点が少ない競技であり、PKによる得点のみで1-0という試合も珍しくない。
 PK獲得のために、意図的に相手選手の足にひっかかる選手が年々増えている。

 W杯準決勝ポルトガル対フランスは1-0でフランスが勝利。
 決勝点はアンリがPKを獲得、デコが尊敬しているジダンが決めた。

 ペナルティ・エリアに侵入したアンリの前で、リカルド・カルバーリョがバランスを崩して尻餅をついた。
 アンリはこの時、転がっているボールの方ではなく、尻餅をついて高く上がっているカルバーリョの足の方へ進んだ。
 そして、足に引っかかり、この世が終わるかのような悲しい顔をして倒れた。
 2~3秒のできごとだから、ゆっくり考えたわけではない。
 日ごろからPKを狙う気持ちがなければ、この動きはできない。

 バルサの選手ではデコは置いておいて、エトー、ロナウジーニョ共に少々のことでは倒れない。倒れても審判がPKを取ってくれないかも知れないから、自分で決めるんだという強い意志を体の強さが支える。
 アンリにも体の強さはあるが、その意志がない。

 2006-07CLにおいて、セルティックの中村俊輔は、倒れてPKを得た試合後に次のようにプレスに話した。
「倒れずに行けたが、もらえるものはもらっておこうと思って」

 これからプロを目指すユース世代は、横着な見本に倣わないで欲しい。
 相手を吹っ飛ばしてでも進むエトーやロナウジーニョ、足が出ていたらひょいひょいと飛び越えていくメッシの方がかっこいいこと、ファンは喜ぶことを知って欲しい。

 デコは大げさな倒れ方でファウルをアピールすることから「ダイバー」と書いている記事がある。だが、デコのダイブをペナルティ・エリア内では見たことがない。彼はペナルティエリアの外でプレーする選手なのだ。

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