社会人になる皆さんへ
最近は就職活動も早いけれど、新入社員研修も早いそうですね。
3月に入ったばかりというのに、もう研修が始まったという話を耳にしました。
会社に入ったら、5年間は必死に働いてください。
そうすれば、幸せな社会人生活を送ることができます。
出世、昇進というためではなく、自分自身が仕事のできる社会人として老いるまでやっていくには、スタートの5年を大切にしなければなりません。
ここでがんばることができれば、自分が頑張れば、社会ではどの程度通用するということがわかります。頑張ることができなかったら、その目安を見つけることができず、転職を繰り返すことでしょう。
自分が5年間頑張ろうと思ったのは、父親から
「最初の5年が勝負だ。必死に働け」
と教えられたからです。
皆さんには、よい参考書があります。
社会に出て15年近くたった頃、京都の中小企業の社長さんが教えてくれました。
中谷彰宏の「入社3年目までに勝負がつく77の法則」
その社長さんは、新入社員に限らず全社員にこの本を配り、読ませていると言っていました。
さっそく本屋さんで買って読みましたが、この本は新卒のときに限らず、何年たって読んでも、ためになる本です。ぜひ買ってください。文庫は480円です。
一つだけ、アドバイスをするとしたらいつも手帳を持っていて、上司と先輩がいうことはさくさくとメモを取りましょう。
粋がっているうちは
「聞いたことは、その場で全部頭に入っているよ」
と思いがちですが、そんなことはありません。全部忘れます。
それから、新入社員がメモを取っていると可愛いもので、しばらく様子を見て任せてみようと思うのですが、メモをとっていなければ、腹立たしいし、一から十まで口を出したくなるものです。
電子手帳は20年使いましたが、あれはダメです。パソコンでメモを取るなんてもってのほか。5年早いです。
これから、よい社会人生活を送ることができるといいですね。
| 固定リンク | 0
「ビジネス」カテゴリの記事
- SLIM H3ロケット 日本のロケット団は成功ラッシュ しらべるが選ぶ2023年の5大ニュース【4】(2024.12.31)
- 「速度が落ちていますよ」とびびらせる小谷E 安全・生存へ大いなる一歩! H3ロケット3号機 だいち4号の軌道投入に「成功」(2024.07.02)
- H3ロケットのRTF成り、夜ここに明ける。岡田匡史PMがみせたユーモアと笑顔(2024.02.19)
- 「それは一般に失敗と言います」から1年 H3ロケット2号機が打ち上がる(2024.02.18)
- インボイス制度運用開始 しらべるが選ぶ2023年の5大ニュース【5】(2024.01.05)