96%の完走率
東京マラソンの96%という完走率は、マラソン経験のない人々に驚きを与えただろう。
一見ゆっくりに見える走りでも、制限時間内に完走して、メダルをかけてもらえる。沿道では137万人が応援してくれる。
3万人のランナー
1万人のスタッフ
137万人の応援
これはもう、全員Qちゃん状態
Qちゃんは2時間半しか応援を受けられないが、市民ランナーは
「7時間Qちゃん状態」
2月18日を境に、マラソンはテレビで見るスポーツから一転して、自分でもできそうなスポーツになった。
マラソンから一夜明けた月曜日。
職場では、出場した同僚の周りに話しの花が咲いた。
「雨は気にならなかった」
「浅草あたりでは食べ物が残っていなかったけど、沿道の人が食べ物をくれて、泣きながら走った」
確かに終盤の給食が品切れだったと聞くと、想像しただけでぞっとする。
自分はそのためにパワージェルを4つ、ポーチに入れて走っている。
それに加えて、アンパンやバナナを食べても食べ過ぎということはないし、一向に腹にはたまらない。昼ご飯抜きで7時間近く走るのだから、少々食べても大丈夫。
話しの輪の中では、マラソンが抽選であるということ。5万人が落選したことに驚き
「来年は当選して、ヤフオクで売る」
というバ・じゃなくて、見識の浅い人もいたが、皆から一斉に攻撃されていた。
話しの外では「*人が病院に運ばれたんですよね!」となんだか、おめでたいニュースでも語るかのような20台女性もいて、世の中には様々な人がいるものだと、また勉強になった。
来年は出場したい。走り始めたいという友達がいる。
僕の話を聞いて、来年はボランティアをしてみたい。という人もいる。
僕が着ていた黄色いコースマーカーのユニフォームを見て、とても羨ましそう。
「来年はボランティアが抽選になるんじゃないの?」
真剣に心配していた。
抽選はないだろうが、先着順なので10月に募集が始まったら、すぐ申し込んだほうがいいよと教えてあげた。
- 東京マラソン ボランティアのお話 終わり -
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