ソシオ公開練習
バルサ来日二日めは、等々力スタジアムでソシオ公開練習が行われた。
このイベントに行くのは初めてのこと。
想像していた光景は、選手がファンのところまでやってきてサインをしたり写真を撮ったり、まぁそこまでしないとしても間近で見ることができる。このようなものだった。
ソシオが通されたのはバックスタンドのみ。
早く並んだ人から入場して自由に座る。
僕らデコファンクラブは最前列をキープしてご満悦。
今日ももちろん「でこすけ」を持ってきた。
19時を回り、バルサの選手が入場してくる。暖冬とはいえ12月の川崎は寒い。選手はロングタイツ、長袖のトレーニングウェアに固めて鈍く動き出す。
ランニング、ロンド(ボール回し)
ロンドを見るのはこれが初めて。
だが、選手とファンの距離は遠い。
等々力は陸上トラックがあるため、最前列といえどもようやく顔が判別できる程度。デコは向かって左側のロンドにいて、そこにはロニー、ドスサントスもいる。
ファンは至って静か。
ずっと歌ったり、跳ねたりしているのはいただけないが、そういう定型の応援スタイルがないと、こういう時はすることがない。
バルサには唯一イムノ(Can't del Barca)の合唱という応援があるが、それを歌える人は希。
ちなみに僕は先日の日テレの取材に合わせて、覚えておいた。
高校生の頃は、どんな歌も自然に覚えたものだが、大人になってからはよほど気合いを入れないと覚えられない。しかもカタルーニャ語。どうしても舌が回らないところもある。
それでも一度覚えたものは、定着していてこのバルサ・ウィークでは意外なところで役に立った。
カタルーニャからツアーでやってきたと思われる人々が独自の応援をして盛り上げようとする。しかし、リズムがわからず僕らはついていけない。
そうこうしているうちに、パス&シュート練習、そして小雨降る中ミニゲームへと進む。
ここで一気にトップスピード
明らかに速さが違う。
ゆっくりとホームを離れた新幹線が、一気に300km/hに乗ったようだ。 肉眼で追うことが難しいとさえ思える。
そして90分が経過。
結局、選手は一度もファンに向かって手を振るでもなく、そそくさとロッカールームへ引き上げていった。
一部の選手を除いて
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