2代目MR2
1984年春に発売されたMR2は1989年にフルモデルチェンジする。
ターボ245馬力2000ccと、自然吸気170馬力2000ccの2タイプ。
動力性能が高すぎてブレーキが効かない、スピンする危険なクルマと批判された。
だが、そういう批判は乗っていない人が言っていること。
この車を好きで乗っている人にはまったく関係ない。ブレーキが効かないのであれば、スピードを出さなければよいし、早めのブレーキを心がければよいだけのことだ。自らの運転技術を超えた運転をすれば痛い目にあう。それは一度やってみなければわからない。
AE86に乗っていたとき、小雨の朝交差点でスピンして危うく歩道につっこみそうになった。でも間一髪でクルマはスピンを終えて被害は無し。結局、自らの乱暴な運転はその後も続いた。一度大きな事故をやらかさないと、わからない人がいるということだ。
MR2の新モデルに買い換えたいという気持ちが起こらなかった理由は、そのかっこ悪さだ。
デザインに切れも優雅さもない。
SV3そのままで出た初代MR2も、今見ればかっこいいとは言えないが、見たことがないデザインという驚きがあった。
そして1990年、ホンダからNSXが出た。
980万円という価格のため、購入対象とは思えなかったが、そのかっこよさには参った。このクルマがかっこ悪いと評論する記事も見たが、それは主観の問題。
NSXをかっこ悪いと評価する人がいる割りに、MR2をかっこ悪いという人はあまりきかなかったのが不思議だ。出る杭は打たれるという気がした。
NSXはかなりの予約を受けたが、バブルが弾けてかなりのキャンセルを受けたという評判があった。だが、ホンダ社員ではないので真相はわからない。
1995年10月、東京モーターショーでトヨタからMRJ(4人乗りオープンカー)が発表される。
デザイン的にはMR-Sに近い。
このMRJが2009年に発売されると言われる、MR-S後継車の下敷きと言えるかも知れない。
MRJは市販されることなく、1997年10月、東京モーターショーでMR-Sが発表される。
そして2年後の秋、ついにMR-Sが発売された。
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