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2007年4月 5日 (木)

迷惑メールで失うコスト

 去年9月から会社のメールアドレス宛に届き始めた迷惑メールが1200通になった。 すべて英語で書いてあるメール。

 Outlook Expressでタイトル一覧にクリップマークが付く添付ファイル付き50通(4・2%)
 その内訳はファイル付9 画像(gif)付35 ATT***.txtが6

 恐らくHTML形式メールを意味する ATT****.txt + ATT****.htm の組み合わせが付いているメールは、タイトル一覧でクリップマークが見える場合と見えない場合がある。
 画像は恐らく売り込みたい商品・役務の画像だろうから、悪意のあるファイルは最大9(0.75%)ということになる。
 ただしこれは、悪意のあるメールを遮断するシステムを導入している成果である。そういうシステム投資をしていない会社ではこの比率は上がるだろう。

 Re:
 というタイトルのメールは60通(0.05%)
 無題のメールは0通(0%)

 このことからは「メールを開いて読んで欲しい」という姿勢が窺える。

 およそ6ヶ月で1200通。1日あたり6.7通
 感覚では1日10通は来ている気がしていた。
 この迷惑メールはある日突然届き始めた。
 それまでゼロだったのが、突然コンスタントに届くようになった。

 恐らくほかの社員にも届いているはずだ。
 毎日、削除するだけでも大変なこと。
 メールタイトルの谷間に潜むこの6通を消すのに1人1分として、2000人ならば2000分。1日33時間。平均時給2000円とすると66000円。

 毎日6万6千円。この6ヶ月120営業日で792万円が失われたことになる。

経費節減と言う割には、こういう隠れた無駄に言及する人は滅多にいない。

*引用・転載をお断りします



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