MR-S発売
1999年10月12日、MR-S発売(取扱店 ネッツ、ビスタ)
MR-Sの登場によりMR2が姿を消した。
1999年カーオブザイヤーの選考対象車。1位のヴィッツが獲得した518点に対してMR-Sは60点だった。
価格は168~198万円。ホンダのFRスポーツカーS2000が338万円だから、かなり安い。
ボディ7色×シート3色が自由に組み合わせられるのはかなり良心的。
クルマ好きが本当に愛せるクルマを手に入れたい。そういう気持ちに応えるトヨタの姿勢だ。
幌は手動開閉式、運転席に乗ったまま簡単に開閉できる。幌についている後部の窓はガラス。当時これがビニル製で評判が悪かったロードスターの欠点に、トヨタはしっかり対応した。
これほどまでにメーカーの良心、懐の深さが体現された車種があるだろうか。
それは500万円以上を出せばあるのかも知れないが、200万円という価格帯ではこの先もう無いのかも知れない。
2000年8月、商品ラインにVエディションを追加。
世界初のシーケンシャル5速マニュアルモデルを追加。
シーケンシャルMT(Manual Transmission)は左足でクラッチ操作をしなくて済むMT。ギアボックスの[+][-]でギアを上下する。
ハンドルにもボタンがついていてシフトチェンジができる。当時この技術はアルテッツァ、ハリアーにも搭載された。
F1マシンに搭載されていた手元でのギアチェンジには憧れた。
クラッチ操作は要らないがAT車ではなく、ギアチェンジをしなければ走らない。
今は三菱、マツダも同様の機構を搭載している。そちらはATとの切り替えがボタン一つでできる。
街乗りではオートマチック、気合を入れたい時はMTとして乗れるマツダや三菱の機構のほうが優れている。
ハンドルにスイッチがついているため、カーブでハンドルを切っている時はボタンが押しづらい。 直線ではハンドルのスイッチ、カーブでは左手でギアを操作することになる。
それでも、この機構がついていることが大切なのだ。
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