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2007年5月14日 (月)

テリー伊藤とMR-S

 MR-S後継車はわけのわからないスペシャリティカーになってしまう。
 
ミッドシップでもないし、値段も高い。デザインも普通のセダンになりそうだ。
 愕然として読み進めた「ベストカー」の巻末にはテリー伊藤の「お笑い自動車研究所」という記事があった。

(以下引用)
こんなクルマはこの先、もう発売されることはない。
もしこの先トヨタがオープンカーを作るとしても、それはメタルトップだろう・・
(中略)
トヨタはMR-Sを作ることによって「こんなに儲からない車は作ってられない」と気づいてしまった。
(引用おわり)

 中面の記事に符合したテリー伊藤の言葉には、説得力があった。
 そしてテリー伊藤はこうも書いている。

 このクルマはおそらく、古くなればなるほど価値が出てくるだろう。いまこのクルマを買った人は、20年、30年、いやその人が亡くなるまでハイウェイスターになれる。
(中略)
買った方がいい。

 そして先の言葉に続いている。
 「買う」「買う」と言い続けるだけだった徳大寺有恒と違い、実際に一定期間オーナーだったテリー伊藤の言葉にはMR-Sへの深い愛情がこもっている。
 これですっかりテリーファンになった。

 MR-Sファンで転売市場をにらんで買う人はほとんどいないだろう。
 
MR2の人気車種は、中古市場にほとんど出てこない。

 ハイウェイスターというのは歌でしか聴いたことがなくて、いったいどういう人なのかイメージがつかないが、スポーツカーファンから少なからず尊敬の眼で見られるだろうと想像がつく。

 でも、もうMR-Sは売っていない。
 もちろん中古はそこそこに市場に出回っている。
 だが20年、30年と大事に乗り続けるならば、新車で買い、慣らし運転、バッテリーや消耗品のメンテナンス、すべてを自分でやっていきたい。

 その権利を最後に手にしたのは、V EDITION・FINAL VERSION を手にすることができた1000人。
 ぜひ、末永くそこらを走り回って、スポーツカーファンの目を楽しませて欲しい。


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